2007-01-01から1年間の記事一覧

「海に投げこまれた瓶/フリオ・コルタサル」

図書館で発見したコルタサルの短編集。 読み終わったのだがまだなんとも言いがたい。ちょっと感想は保留。いずれ再読予定。 海に投げこまれた瓶 局面の終わり 二度目の遠征 サタルサ 夜の学校 ずれた時間 悪夢 ある短篇のための日記 海に投げこまれた瓶作者:…

カタログハウスにて

奥方の枕を購入。 夕飯は何気なく入ったルミネの中のお店「和の膳ろいす」。ちょっとお高めだが料理は美味しかった。店員さんはだいぶ忙しそうに立ち回っているにも係わらずテーブルへの気配りが細やかで、なかなか好印象。

「津軽三味線ひとり旅/高橋竹山」

津軽三味線と言えば誰?と言われたら、世の人は誰を挙げるのだろう。今時はもしかして吉田兄弟かもしれないが、やはりダントツでこの人なんだろう。私はCDを1枚持っているだけで、今まで竹山本人が一体どんな経歴なのか全然知らなかった。軽い気持ちで読み始…

バド会

会社の連中とバドミントン。半年以上ぶりにハードな運動をしたおかげで筋肉痛。

「RISKA/HACO」

CD

HACOの歌物ソロ作品リリース。思えば私はソロ名義の前作「HACO」リリースの頃にその存在を知りライブでやられてしまったのだった。期待が高まる。ちなみに写真は新宿ディスクユニオンオリジナル特典(初回限定)「Less than Lovers, More than Friends」のジャ…

「招待客/新津きよみ」

図書館にいくと角川ホラー文庫を大抵1冊借りてきてしまう。何か掘り出しものないかなぁという感じなのだが、今回の作品はいまひとつだったかな。書き込みが足りないのかちょっと釈然としない部分があったりして惜しい感じ。最後まですすっと読めるので暇を持…

「海馬が耳から駆けてゆく(1)(2)/菅野彰」

はじけ気味のエッセイ。奥方が読みながら笑いをこらえて断続的にヒクヒク痙攣していて、それがまず面白かった。奥方曰く「外で読むのに不向きな本」。そんな涙を流すほど笑うか?と思いながら読んでみたのだが、コリー犬の話で私も爆死。海馬が耳から駆けて…

「青い犬の目/ガルシア・マルケス」

サブタイトルにあるとおりほとんどすべて死をイメージさせる小編が集められた短編集。死に対する不安・不条理が虚構の中に静かに綴られている。さりとて強い理由もないが、イシチドリに目をえぐられた三人の男の話「イシチドリの夜」や「誰かが薔薇を荒らす…

デジャヴ

映画館で映画見るの久しぶり。これを見る事に決めたのは何となくだ。Webなどのストーリー紹介を読んで、普通の刑事物アクション&サスペンスかと思っていたら、実はSF仕掛けの作品だった。SFの素養が普通にあれば、見たあとパラドックス関連の話をし始めると…

ALTERED STATES @新宿Pit-Inn

ALTERED STATES:内橋和久(G,Effects)、ナスノミツル(B)、芳垣安洋(Ds) アルタード・ステイツを見るのは1993年10月19日の川崎クラブチッタ(「梅津和時の七転八倒!」)以来。想い出波止場、ルインズ、不失者、石川忠ユニット、アルタード・ステイツの5バンド…

休みボケ

2週間半の休暇が終わる。入社以来こんなに長い休みを取ったのは初めてだがだいぶだらーっとしたなぁ。会社行くのが正直だるい。年度末、年度初めを休んだので会社がどうなっているのかちょっとドキドキだ。

ミニガムラン購入

買っちゃった。ミニガムラン。サイズは横42cmで邪魔にならない大きさ。 ガムラン教室の2時間内だけでは憶えきれないので、当然帰ってから録音を聞きながら復習するのだが、その時に同じ音階で音が出るものがないとなかなか練習にならず前から探していた。通…

「風の影/カルロス・ルイス・サフォン」

上下巻一気に読んでしまった。 「忘れられた本の墓場」で手にした希覯本を巡り、緻密で壮大な、謎に満ちたストーリーが展開される。最後まで読んだらもう一度最初から読み返したくなる!集英社のWebにだいぶ力が入っているのも頷ける。すばらし。風の影 (上)…

イーヨ・イディオット/酒井俊 & String Trio @吉祥寺Manda-la2

イーヨ・イディオット:イーヨ(vo), 内橋和久(g), 中原信雄(b), 外山明(ds) 酒井俊 & String Trio:向島ゆり子(vln, vla), 坂本弘道(cello), 水谷浩章(b) 先月3/14の下北沢440を見逃しているので昨年11月以来5ヶ月ぶりのイーヨ・イディオット。最近ちょっと…

イーヨ・イディオットその他

さーて、久しぶりのイディオット。そしてもっと久しぶりの酒井俊。行きます。 2007年4月5日(木) 吉祥寺Manda-La2 イーヨ・イディオット:イーヨ(vo), 内橋和久(g), 中原信雄(b), 外山明(ds) 酒井俊(vo) & String Trio:向島ゆり子(vln, vla), 坂本弘道(cello…

「新しい太陽の書④ 独裁者の城塞/ジーン・ウルフ」(早川文庫)

遂に読了。この作品の感想を書くのは難しい。何もかもが読者に分かりやすく提示される訳ではなく難解な印象のままで一度読んだだけでは飲み込めない。でもとにかく最初から最後まで一貫して漂う雰囲気はファンタジー好きには堪らないものがある。いずれまた…

奈良

仕事の疲れを癒しに2泊3日で奈良旅行へ行って来た。奈良は修学旅行以来だと思われる。 基本的に平日で人手は多くなく、奈良公園の鹿もぼへーとしていて、間延びした雰囲気が非常に良かった。宿は奈良市内を見下ろす景色の良さがウリ。当初は温泉に浸かるつも…

「新しい太陽の書③ 警士の剣/ジーン・ウルフ」(早川文庫)

ここまで読み進んでもまだこの世界は謎だらけ。セヴェリアンの独白は続く。さて、次が最終巻だが惑星ウールスの謎はどのくらい解き明かされるのか。この雰囲気が維持されるなら、このまま何も解明されずに終わっちゃうというのも個人的にはありなのだが、き…

「新しい太陽の書② 調停者の鉤爪/ジーン・ウルフ」(早川文庫)

シリーズ第2作。相変わらず読みにくいといえば読みにくいのだが、面白い。調停者の鉤爪 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書)作者: ジーンウルフ,岡部宏之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (33件) を…

「三月は深き紅の淵を/恩田陸」

ははーん、こういう話なんだー。「黒と茶の幻想」を先に読んでしまったが、こっちから先に読むべきだった?三月は深き紅の淵を (講談社文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/07/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブ…

「オーケストラ・アンサンブル金沢第23回東京定期公演」サントリーホール

指揮:ペーター・シュライヤー 出演:ユーリア・コルバチョーヴァ(S)、池田香織(M-s)、大野徹也(T)、ソン・ドン・クォン(Bs)他 合唱:所沢バッハ・アカデミー 曲目 吉沢検校(倉知竜也編曲) :千鳥の海〜箏合奏とオーケストラのための シューベルト :交響曲第…

TEAM NACKS「HONER 〜守り続けた痛みと共に」天王洲 銀河劇場

NACKSの舞台を生で見るのは初めて(DVDで「COMPOSER」を観た)。ストーリーについての事前情報は一切無しで天王洲銀河劇場へ。 おもむろに脱線するが、いつの間にか「アートスフィア」じゃなくなっていたのね、知らなかった。以前来たのは第三舞台の「スナフキ…

えふわん開幕

シューマッハ引退後のシーズンが開幕。今回は何と言ってもアグリチームの大躍進。いや、びっくりした。ちとドキドキしたわぁ。今年こそ盛り上がるか、ジャパン・パワー。

(映画)「ロード・オブ・ザ・リング」

DVD

トールキンの「指輪物語」の映画化作品。原作が長大で重厚な作品なので、うまく映画化するのは非常に難しいと思っていたが、これには脱帽。原作を元に見事に世界を視覚化したと言って良いだろう。DVDならではの特典映像集がまた興味深く面白かった。

バッファロードーターと鈴木亜美??

CD

「鈴木亜美 joins Buffalo Daughter」名義で「O. K. Funky God」というCDがリリースされとる!最近あまりバッファロードーターの仕事を聴いていないのだが、買ってみるべきか?リミックスしているわけではなく参加しているんだよね?

「シュミじゃないんだ/三浦しをん」

これはちょっとコメントし難いなぁ。 著者のボーイズラブ漫画への偏愛を、ひたむきに、そして冷静に自己分析して語り続けるエッセイ。「シュミじゃない」ので読む気はないが、このジャンルに様々な作品があり、楽しみ方も色々あるということを圧倒されて何と…

「人生激場/三浦しをん」

エッセイ集。なかなか笑えた。人生激場 (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 16回この商品を含むブログ (115件) を見る

「新しい太陽の書① 拷問者の影/ジーン・ウルフ」(早川文庫)

昔読みかけて、なかなか雰囲気あって面白そうだなと思ったのに、その後の展開が退屈に思えて半分くらいのところで止めてしまったこの本、現在は絶版。奥方がネットの古本屋さんを漁るついでにシリーズ4冊まとめて注文。ところがまたまた同じあたりまで読んで…

「墓地を見おろす家/小池真理子」(角川ホラー文庫)

古本屋で「復刊が長く待ち望まれた、衝撃と戦慄の名作モダン・ホラー」という謳い文句に魅かれて購入。それほど期待しなかった割にこれはなかなか良い作品だった。タイトル通りで設定はぢ・みーなのだが、怖い。実に嫌な感じだ。マンションの暗い地下室、殺…

近況

この4ヶ月はえらくツラい状況だったがようやく先が見えてきた。なんとか納品できそうだ。来年度は納めたシステムが実際に運用に入る事になるのだが、その時またどうなるか、今からドキドキである。社内システムとはいえこれだけユーザ数が多いものは初めてだ…