津軽三味線と言えば誰?と言われたら、世の人は誰を挙げるのだろう。今時はもしかして吉田兄弟かもしれないが、やはりダントツでこの人なんだろう。私はCDを1枚持っているだけで、今まで竹山本人が一体どんな経歴なのか全然知らなかった。軽い気持ちで読み始めた本だが、深い。苦難の人生と芸について何も飾らず赤裸々に語っている。なにやら静かに感動させられてしまった。この後CDを聴いたらこれまでと違って聴こえて来そうだ。
- 作者: 高橋竹山
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1991/08/01
- メディア: 文庫
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