植物図鑑/有川浩

野草を狩って料理するラブコメ。 料理美味しそうで巻末にレシピまで載せてある。 ストーリーには分量に比した内容はないがさすが有川浩らしくしっかり読ませどころを押さえてある。なかなか面白かった。植物図鑑 (幻冬舎文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: …

闖入者

昨日は出社。疲れたのか今朝は惰眠を貪り起きたの昼すぎ。 遅い朝ごはんというか朝昼兼用ごはんをリビングで食べようとしたとき、台所から微かに謎の音が聞こえてきた。 「きっきっきっきっきっき」 何かが軋る音? すぐに静かになったので安心して食べ始め…

夏の風物詩

朝マンションの階段でひっくり返って脚をあわあわしているアブラゼミに遭遇。毎年のことだが指につかまらせてやって一階まで運び、手近な街路樹にくっつけてやった。木に移す時に羽の根元掴んだら、ビビッ!と鳴いた。どーも、と言われた気持ち。

銀行総務特命/池井戸潤

池井戸潤の銀行モノのオムニバス。幅広いネタで飽きさせない。面白かった。新装版 銀行総務特命 (講談社文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/03/14メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る

奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い/木犀あこ

怖い本読みたいなあと思ってなんとなく手にとった本読了。角川ホラー文庫の第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作とのこと。 ストーリーの着想はなかなか良いが、幽霊たちが何がしたくて出てくるのかという必然がよく分からない点や、主役の作家と編集者との…

半落ち/横山秀夫

初めて読むのだと思ったが、読んでみたら、あらら?読んだことある気がする。でも読んでいてもはっきりとしたストーリーまでは思い出せない、という状態で最後まで読了。登場人物が章のタイトルになっていて、それぞれ違った視点で一人の犯人の謎の二日間の…

這いよれ!ニャル子さん6/逢空万太

ニャル子さんシリーズ第6弾。 相変わらず中身なし。クー子の従姉妹、クー音が賑やかしキャラとして登場。だんだんエロ度が増して露出と密着が過激になってきた印象。頭空っぽで読めるのはある意味強みか。這いよれ!ニャル子さん6 (GA文庫)作者: 逢空万太出…

死者の奢り・飼育/大江健三郎

大江健三郎は初めて読んだ。短編集。 「死者の奢り」が好き。死体保管所の話。不思議な叙情性を醸していて時代を感じさせない面白さ。次の「他人の足」も面白かった。病院生活の気だるい日常とそれを壊す非日常の顕現、そしてそれがまた膠着した世界へ戻って…

花咲舞が黙ってない/池井戸潤

花咲舞シリーズ第2弾。連作短編集。銀行業務のどろどろしたところやその中で人間味溢れる行動を突っ走る姿が非常に痛快で面白かった。半沢直樹もちょろちょろ登場して池井戸潤ワールドの世界が交錯するのもわくわくする。花咲舞が黙ってない (中公文庫)作者:…

ビット・プレイヤー/グレッグ・イーガン

久しぶりにイーガン読んだ。日本オリジナル短編集。 さすがイーガンという感じでコードウェイナー・スミスばりのスケールの大きな話で心がワクワクした。ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,山岸真,Rey.Hori出版社/メーカー: 早川書…

本好きの下克上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第一部/香月美夜

なろうで異世界転生モノが一大ムーブメントとなっているそうだが、これもその一つと言って良いのかな。第一部の3冊を読了。 転生するときつまり現生での死を迎える時と、転生直後に自分が転生した事に気づくシーンが書き込みが粗くて説得力ないなあと思った…

有川浩脚本集 もう一つのシアター!/有川浩

シアター!の別冊。脚本の形で「シアター!2」で語られなかったエピソードが語られる。なかなかこれも面白かった。 有川浩脚本集 もう一つのシアター! (メディアワークス文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/05/25メデ…

這いよれ!ニャル子さん4/逢空万太

懲りずにシリーズ第4弾を読了。主人公・真尋の母親が登場。それから美少年キャラも登場。 相変わらず読み終わるとすっと頭から抜けてしまうがまあ読んだ。 這いよれ! ニャル子さん 4 (GA文庫)作者: 逢空万太,狐印出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: …

シアター!/有川浩

有川浩の今度は演劇物小説。売れない小劇団が2年間で300万円借金返済しないと解散という状況に追い込まれて奮闘する話。劇団内の恋模様もうまく混ぜ込みつつリアルな緊迫感あり面白い。シアター! (メディアワークス文庫)作者: 有川浩,大矢正和出版社/メーカ…

這いよれ!ニャル子さん3/逢空万太

それほど面白くないと思いつつシリーズ3作目に手を伸ばしてみた。まあいつも通りか。頭使わず何となく読んじゃう感じ。人格男女入れ替わっちゃうネタあり。大林宣彦の映画「転校生」を思い出すのは流石に古すぎか。最近だと「君の名は」かな。あと今回のクト…

本屋さんで待ち合わせ/三浦しをん

三浦しをんのオススメ書評集。幅広いジャンルに渡っていてそれだけで単純に凄いと思ってしまう。いろいろ読んでみたくなった。本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2019/02/09メディア: 文庫この商品を含む…

眼球綺譚/綾辻行人

綾辻行人のホラー短編集。なかなかキモチ悪い話が多いが語り口は読みやすく惹き込まれる。印象的だったのは「再生」「特別料理」「バースデー・プレゼント」「眼球綺譚」あたりか。「再生」は最後のオチはちょっと早めにわかってしまったがアイディアが秀逸…

クジラの彼/有川浩

短編集。国防ラブコメ、言い得て妙。有川浩らしい甘々の恋愛ストーリー。男女のさまざまな心の機微が精緻に描かれていて説得力あり。非常に楽しめた。クジラの彼 (角川文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/…

這いよれ!ニャル子さん2/逢空万太

シリーズ2作目読んでみた。が、印象は一作目と変わらず、中身薄くて何も残らない。せっかくクトゥルー神話のパロディ設定なのだからもっとそれっぽくすれば良いのにと思う。単なるギャグとエッチな会話に終始。全シリーズ読み通せるか自信ない。這いよれ! ニ…

海の底/有川浩

有川浩の初期作品。自衛隊三部作の最後。横須賀に突然変異で巨大化したエビの大群が押し寄せて人間を貪り食うというパニック小説。駆除に立ち向かう警察・自衛隊の話と、潜水艦に避難した自衛官と見学に来ていた子供達の話が同時並行で進む。冒頭の人食シー…

空の中/有川浩

最近立て続けに読んでいる有川浩。空に潜む巨大生物を軸に主人公2ペアで進む物語。緊迫感あってぐいぐい読ませる。ちょっと途中で話長いかなあとも思ったが面白く読めた。空の中 (角川文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: …

這いよれ!ニャル子さん/逢空万太

クトゥルー神話をとことん茶化したコメディ小説。ラヴクラフトやダーレスのクトゥルー神話大系の小説のあの宇宙的ホラーの雰囲気を愛する私にとっては微妙だけど、なんとなく作者のクトゥルー神話への愛情が感じられるので許せるかな。ここまでよく茶化せる…

三日間の幸福/三秋縋

三秋縋の作品読むのは2作目。 残りの寿命を一年一万円で売り払ってしまった男と、短い残りの生活を監視する、時間を売った監視員の少女との交流を描いた作品。少々ベタな展開でその選択は正しいの?と思うところもあるけどまあまあ楽しめた。人気あるらしい…

ドグラ・マグラ/夢野久作

ようやく読み終わった。今まで3回くらい読もうとして途中で挫折したのだが、読みにくいところはさらっと読み飛ばすくらいの気持ちで読んでいたら、後半は面白く読むことができた。この作品は冒頭のシーンがとにかく印象的で引き込まれてしまう。最後の方で…

桜の森の満開の下/坂口安吾

坂口安吾はおそらく初めて読む。約20ページほどの短編。その下を通るとき「気が変になる」桜の森。その山を根城にした山賊と、山賊に奪われた美しい女の話。暗鬱とした美しい話で非常に雰囲気がある。タイトルが非常に良い。他の作品も読んで見たい。桜の森…

塩の街/有川浩

有川浩のデビュー作。人が塩と化す奇病が地球的規模で蔓延した世界における、一人の男とその庇護下に置かれた女子高生の物語。SF的設定の中で登場人物達が非常に生き生きと描かれていて一気に引き込まれる。面白かった。塩の街 (角川文庫)作者: 有川浩出版社…

Another エピソードS/綾辻行人

綾辻行人の学園ホラーものAnotherの続編、というかサイドストーリー。幽霊の一人称で綴られる自分の死体探しミステリ。Anothterもそうだったが単にホラーでファンタジーかというとそれだけでなく色々な仕掛けがあって、うーんと唸らせられてしまう。なかなか…

キケン/有川浩

有川浩といえばラブコメという印象だがこの本は男臭い大学のサークル(機械制御部、略してキケン)の青春物語。部長が火薬魔で壁吹っ飛ばしたという話は私の友人の高校の化学部での話として聞いたことがあって、あながちフィクションとも思えんなあと思いなが…

お友だちからお願いします/三浦しをん

三浦しをんのエッセイ集。おもろい。祖母の話が好き。お友だちからお願いします (だいわ文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2018/11/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る

アンと青春/坂木司

「和菓子のアン」の続編。相変わらずほのぼのとした雰囲気で気軽に読めた。和菓子の奥深さも感じられて楽しい。 アンと青春 (光文社文庫)作者: 坂木司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/10/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る