2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

かばん屋の相続/池井戸潤

銀行の融資担当にまつわる短編集。 いつもながら読まされてしまう人間模様。かばん屋の相続作者:池井戸 潤文藝春秋Amazon

大谷恵理架ギターコンサート@三鷹cafe Ichifuji

本日は三鷹Cafe Ichifujiにて大谷恵理架クラシックギターコンサート。柔らかいながら芯のしっかりした美しい音色でとても心癒された。 演奏したのは、 夢 詩的ワルツ(グラナドス) 荒城の月 (佐藤弘和編) Cherry Blossom (佐藤弘和) アルハンブラの想い出 (タ…

世界はゴ冗談/筒井康隆

筒井康隆の短編集。2015年に出版されたものだが文庫化されて私の目に入ったのはつい先日。認知症の老人の一人称語りの「ペニスに命中」がインパクト強いが他の作品も筒井節が効いて面白い。「カラダ記念日」を彷彿とさせる「三字熟語の奇」は何か法則性があ…

買っちゃった

英語に慣れるために好きな本を原書で読んでみよう、という思いつきに浮かれて「じゃあ次何読んでみようかなぁ」といろいろ考えて買った本。 タニス・リーの「VOLKHAVAAR」(邦題「幻魔の虜囚」)。浅羽莢子の名訳で印象的なシリーズとは違う独立した世界の作…

真実は間取り図の中に 半間建築社の欠陥ファイル/皆藤黒助

タイトルに魅かれて読んでみた。 零細設計事務所に舞い込む「欠陥案件」を見取り図をベースに見事解き明かしていく、という建物ミステリ。基本的なアイディアはインパクトがあって良いのだが、主人公で大工の環奈と社長で設計士そして探偵役の半間との掛け合…

アナベル 死霊博物館

Amazon Prime Videoで鑑賞。「死霊館ユニバース」シリーズ第7作。ウォーレン夫妻の家の地下のコレクション部屋に封印されたアナベル人形。夫妻の留守にその封印が解かれてしまい始まる恐怖譚。なかなか楽しめた。なんでこんな不気味な顔の人形にしたのかと毎…

interop Tokyo 2023

基調講演やセミナーにいろいろ参加して最近のトレンド情報を収集。展示も見て回ったが昔のようにノベルティ目当てに何でもかんでも乗り込むパワーは無く興味のあるところだけ絞って話を聞いた。ShowNetは相変わらず面白くてじっくり見て回ったり。 ちなみにi…

七つの会議/池井戸潤

中堅メーカー東京建電のパワハラ事件から徐々に浮かび上がるその背景。池井戸潤らしい話だがやはり面白くて一気に読んでしまう。ネジって大事。

ビジョナリー・カンパニー(1) 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C・コリンズ

経営学のお勉強。 タイトルの「ビジョナリー」は「先見性」や「未来志向」を意味している。 以前読んだドラッカーの解説本の中で関連書籍として強くおススメされていたのが「ビジョナリー・カンパニー(2)」であり、いきなり(2)を読むよりは最初から読みたい…

Three Tales of My Father’s Dragon/RUTH STILES GANNETT, illustrated by RUTH CHRISMAN GANNETT

先日の芝居で紀伊國屋に行った時に洋書コーナーを散策し入手した一冊。 自分の脳内に英語の言語野を作るには、辞書と首っぴきで難しい文章を訳しながら読むのではなく、まずは簡単な文章でなるべく集中的に英語とイメージが結合して頭に浮かぶ読み方ができる…