2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
なれる!SEシリーズ第6弾。 シリーズ初の中短編集。サイドビジネス、検証作業、採用面談、心に残る3分間スピーチ、禁酒をサブタイトルとする5編。 それぞれまたあるあるネタでニヤリとさせられて面白い。なれる!SE6 楽々実践?サイドビジネス (電撃文庫)作…
ニャル子さんシリーズ最終回。 ラブコメとしてしっかり話をまとめてくれてなかなか面白かった。 12冊構成はこの中身の薄さからいうと多すぎで、これが全部で3冊くらいにまとめてあったらもっと印象良かったかもなと思う。 全冊同じグレードを保って頭からっ…
何となく手に取った小説の続編を読んでみた。が、残念、いまいち面白くない。 なんで主役の作家はこんな居丈高な編集者に恩義を感じてるのかよく分からないし、不遇のアウトサイダーアーティストの屋敷に行こうとした根拠も薄くて納得感無いし、霊感がない編…
さて、10月から消費税が8%から10%に上がるという事で、駆け込みで高い買い物を済ませちゃおうという人が多いのではなかろうか。 我が家ではしばらく前からベッドマットのスプリングがへたって身体が沈み込み、腰が痛いというような状態で、購入を検討してい…
買ってしまった!青心社のクトゥルー暗黒神話大系シリーズ。文庫版。全部で13冊出ているうちの12冊を大人買い。第12巻は廃刊されていてプレミアが付き古本で7000円とかするのでとりあえずスルー。 私がクトゥルーを初めて読んだのは中学生の頃、青心社の単行…
直木賞受賞作。 さすが三浦しをん。人間の細やかな心の機微を見事に浮きださせて描いている。 非常に面白かった。まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 196回こ…
ニャル子さんシリーズ第11弾。 頭からっぽで読めるのはいつも通り。 サブキャラどまりだった暮井珠緒がちょっと昇格か。主人公の今後の苦悩と選択の行方が気になるところ。這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)作者: 逢空万太,狐印出版社/メーカー: SBクリエ…
2000年の直木賞受賞作。 在日コリアンの主人公の青春物語。国籍とは何か、アイデンティティとは何かを考えさせられる。ストーリー展開的には期待したほど面白くなかったのでちょい残念。まあまあ。GO (講談社文庫)作者: 金城一紀出版社/メーカー: 講談社発売…
本日は第一生命ホールで山下洋輔のソロピアノコンサート。 年齢を感じさせない圧巻の演奏だった! セットリスト: ゆずり葉 やわらぎ ディア・M トリプル・キャッツ ソート・オブ・ベアトリス ウィスパー・ノット グガン ボレロ 枯葉
なれる!SEシリーズ第5弾。 今回のテーマはカスタマーエンジニア。ある企業の全国拠点のネットワーク機器更改をやる話。データセンターに入館するのに事前の入館申請が出ていなかったり、作業に必要な機器やケーブルが発送漏れしていたり、現地の作業立会い…
ニャル子シリーズ第10弾。 ニャル子の同級生が新キャラとして登場。ちょっと落ち着いたキャラだが根本的な歪みを持っていて印象的。レギュラー化するのかちょっと気になる。いつものように頭からっぽで楽しめる。マンネリ化もお約束だが今回ついにその中の一…
太宰治作品を学校の教科書以外でまともに読むのはこれが初めて。 フィクションの形ではあるが実際はかなり太宰治自身の事を描いたもの、らしい。自死する少し前に描いた作品ということもあり、どうしても作家本人の赤裸々な告白と感じてしまい、文学作品を読…
なれる!SEシリーズ第4弾。 今回のテーマはプロジェクト管理。企業のロケ移転案件のプロジェクトマネジャーがその余りのダメダメ状況のために逃亡。急遽無理やりPMを任された主人公が、ゴタつく多数のベンダーを調整して案件を何とか進めていく。今回の話も…
なれる!SEシリーズ第3弾。 今回のテーマは提案活動。とある企業の構築案件のRFPに対して、弱小企業に属する主人公が、普通に考えたら敵うはずもない巨大企業との受注競争を繰り広げる。ディテールは現実世界そのものに限りなく近いのに、これだけわくわくさ…
ニャル子シリーズ第9弾。作者曰く「劇場版的なノリで書いた」との事で確かにちょっといつもとは趣向を変えた感じ。何者かが過去に干渉してニャル子達が存在しない世界へ変質してしまうという劇的な導入。久しぶりにこのシリーズで「本を読んだ」感を味わった…
筒井康隆の1962年から1976年にかけて書かれた短編集。眼を見張るアイディアと風刺の効いたストーリー、狂騒的で高いテンションの文体、読みやすさ、全てにおいて次元の違う凄さを感じる作家だ。なかなか古い作品群だがとにかく面白い。 「日本以外全部沈没」…
乙一のデビュー作。17歳でこれを書いたという事を知って驚愕。死体の一人称で書かれているのも不思議な感触だしストーリーの構成も良くできている。印象的な作品。夏と花火と私の死体 (集英社文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/05/19メデ…
なれる!SEシリーズ第2弾。今回は構築チームと運用チームの構造的軋轢を背景にストーリーが構成されていて、これも自分の仕事の現場あるあるが満載。これをラブコメ風に上手く仕上げる作者はなかなか素晴らしいと感じた。新キャラも個性的だしこの先の展開が…
ニャル子さんシリーズ第8弾。 以前の話で出てきてたこ焼き屋になったルーヒーが再登場。種族間抗争を超えた想いを胸に主人公達の学校へ教育実習生としてやってくる。這いよれ! ニャル子さん 8 (GA文庫)作者: 逢空万太,狐印出版社/メーカー: SBクリエイティブ…
子供の頃の家庭環境に問題があって心に傷を持つ主人公が、とある子供の両親の離婚を避けるために奔走し事件に巻き込まれていく。シリアスになり過ぎずゆる過ぎず、気持ちの良い感じで話が進んで読みやすい。他人の問題を解決する話しと、その中で主人公自身…
小さなIT企業に入社した主人公がブラックな職場環境で四苦八苦しながらSEとして立ち上がっていくラノベ。自分も同じネットワークインフラ系の仕事しているので、あるあるエピソードが出てきて思わず笑ってしまう。ラノベらしい背景をうまく設定してちゃんと…
大島弓子のコミックエッセイ。猫が飼いたくなる。大島弓子の繊細な感性が心にしみる。グーグーだって猫である1 (角川文庫)作者: 大島弓子出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るグーグーだって猫である2…
ニャル子さんシリーズ第7弾。相変わらず見事に中身なし。読み終わった直後でも何の話だったか記憶に無い。這いよれ! ニャル子さん 7 (GA文庫)作者: 逢空万太,狐印出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/04/14メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 275…