もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海

という事でドラッカー入門の2冊目に読んだのが数年前にかなり話題になったこの「もしドラ」。
話題になっただけあってまず青春ストーリーとして印象的。最初の頃は設定の状況説明やキャラの書き込みが少なくて「まあドラッカーの世界を説明するための単なる書き割りみたいなものだからこんなもんかな」と思っていたが、読み進めると意外とキャラは立ってくるしストーリーもちゃんと考えてあるんだと納得。やる気のない野球部が甲子園出場を目指す困難な状況に、ドラッカーの人間の本質に迫る哲学の簡潔な言葉がしっかり絡んで心に残る。
読んで良かったし会社の後輩上司全員に薦めたいと思わせられた。
あとがきで続編「もしイノ」がある事を知ったので読もうと思う。

人生を変えるドラッカー/吉田麻子

いわゆる経営学、マネジメント系の本は今まであまり読んだ事がなく、今年はちょっと自己啓発として取り組んでみるかと重い腰を上げた。とはいえ世の中には膨大な本が出ていて何を読めば良いかさっぱり分からない。軽く調べると真っ先に出てくるのがドラッカー。王道らしいので著作リストを見るとこれまた沢山あるし内容もかなり難しそうだ。という事でまずは雰囲気を掴もうと購入したのがコレ。
数年前に話題になったドラッカーの「マネジメント」を下敷きにした「もしドラ」も読むつもりだが、興味がより強い「経営者の条件」をベースにしたストーリーという事でこちらを先に読んだ。
組織を運営して成果を出すためのドラッカーの哲学が、登場人物達の悩み解決に繋がっていくストーリーだが、安易な方法論ではなく仕事とはなんぞやというところから人間の幸福とはというところまで深く考えさせられる。物語の中ではドラッカーの読書会を行って様々な意見を出し合う部分が骨組みとなっていて、原著の言葉がそのまま引用されるので参考になるし、人による捉え方の違いや疑問が展開されるので読むこちらとしても原著を読む良い予行演習になる気がする。なかなか面白く読めた

クトゥルー 11/ロバート・ブロック他

  • 「深淵の恐怖」ロバート・W・ロウンデズ
  • 「知識を守るもの」リチャード・F・シーライト
  • 「暗黒の口づけ」ロバート・ブロック & ヘンリイ・カットナー
  • 「窖に潜むもの」ロバート・ブロック
  • 「狩りたてるもの」ヘンリイ・カットナー
  • 「蛙」ヘンリイ・カットナー
  • 「恐怖の山」フランク・ベルナップ・ロング
  • 補足資料 ラヴクラフト書簡より