這いよれ!ニャル子さん11/逢空万太

ニャル子さんシリーズ第11弾。
頭からっぽで読めるのはいつも通り。
サブキャラどまりだった暮井珠緒がちょっと昇格か。主人公の今後の苦悩と選択の行方が気になるところ。

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)

GO/金城一紀

2000年の直木賞受賞作。
在日コリアンの主人公の青春物語。国籍とは何か、アイデンティティとは何かを考えさせられる。ストーリー展開的には期待したほど面白くなかったのでちょい残念。まあまあ。

GO (講談社文庫)

GO (講談社文庫)

なれる!SE5 ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア/夏海公司

なれる!SEシリーズ第5弾。
今回のテーマはカスタマーエンジニア。ある企業の全国拠点のネットワーク機器更改をやる話。データセンターに入館するのに事前の入館申請が出ていなかったり、作業に必要な機器やケーブルが発送漏れしていたり、現地の作業立会いの人が全然作業内容把握してなかったり、とにかく現実世界あるあるが満載。長距離出張の大変さとちょっとした息抜きの嬉しさなんかもよく描かれていて感心する。これまでの作品に比べるとドラマチックな展開は控えめな感じだが十分面白かった。

這いよれ!ニャル子さん10/逢空万太

ニャル子シリーズ第10弾。
ニャル子の同級生が新キャラとして登場。ちょっと落ち着いたキャラだが根本的な歪みを持っていて印象的。レギュラー化するのかちょっと気になる。いつものように頭からっぽで楽しめる。マンネリ化もお約束だが今回ついにその中の一つ「3行でまとめると」パターンが破られたのが画期的できごと。

這いよれ! ニャル子さん 10 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 10 (GA文庫)

人間失格/太宰治

太宰治作品を学校の教科書以外でまともに読むのはこれが初めて。
フィクションの形ではあるが実際はかなり太宰治自身の事を描いたもの、らしい。自死する少し前に描いた作品ということもあり、どうしても作家本人の赤裸々な告白と感じてしまい、文学作品を読んでいる気がしなかった。不思議な感覚。
主人公のどうにもならない心の弱さが切ない。表面と内面の乖離の大きさ、苦悩がじわじわと迫り普遍的な人の問題として改めて考えさせられた。

人間失格 (集英社文庫)

人間失格 (集英社文庫)

なれる!SE4 誰でもできる?プロジェクト管理/夏海公司

なれる!SEシリーズ第4弾。
今回のテーマはプロジェクト管理。企業のロケ移転案件のプロジェクトマネジャーがその余りのダメダメ状況のために逃亡。急遽無理やりPMを任された主人公が、ゴタつく多数のベンダーを調整して案件を何とか進めていく。今回の話も現実の世界でありそうな生々しい会話が飛び交い、あまりの理不尽な状況に思わず感情移入してしまうシーンが多々あり。展開もドラマチックで面白かった。前作と続けて1日で一気読みしてしまった。続きが楽しみ!

なれる!SE4 誰でもできる?プロジェクト管理 (電撃文庫)

なれる!SE4 誰でもできる?プロジェクト管理 (電撃文庫)