青心社のクトゥルー<暗黒神話体系シリーズ>、一気に読んでしまうのもったいなくてちみちみ読んでいたのだが、プレミア価格のため未入手の12巻を除いて足掛け4年でついに最終巻13巻を読了。
本家ラヴクラフトだけでなく神話体系を形作っていった様々な作家の多様な作品を読むことができてとても良かった。
今回特に印象に残ったのは短いながらも「遙かな地底で」や「本を守護する者」。暗喩的でじわじわ怖くてとても好き。
- 彼方からあらわれたもの−−オーガスト・ダーレス
- エリック・ホウムの死−−オーガスト・ダーレス
- 遙かな地底で−−R・B・ジョンスン
- 本を守護する者−−ヘンリイ・ハーセ
- 哄笑する食屍鬼−−ロバート・ブロック
- ブバスティスの子ら−−ロバート・ブロック
- 恐怖の鐘−−ヘンリイ・カットナー
- 緑の深淵の落とし子−−C・ホール・トムスン
- 深きものども−−ジェイムズ・ウェイド