2017-01-01から1年間の記事一覧

ゴーストハント1 旧校舎怪談/小野不由美

ジュブナイル小説。最初の怪談話シーンを読んで、おどろおどろしい幽霊ものかと思って期待したら、ちょっと違うアプローチで肩透かしをくらった気分。まあまあ。ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)作者: 小野不由美出版社/メーカー: メディアファクトリー…

風の王国/五木寛之

だいぶ昔に一度読んだ本を再読。骨太で幻想的な雰囲気が漂う伝奇小説。面白い。特にオープニング部分は非常に幻想的でワクワクしてしまう。「歩く」という一見普通で何も感じない行為に対してとことんこだわりを感じ何やら目から鱗が落ちる気にもさせてくれ…

ざっくり

床屋さんに行った。顔剃りのときにいまだ経験がないくらいざっくりとアゴに剃刀が刺さった。長さ8ミリ、幅1.5ミリくらいの赤い血だまり地帯が出来た。 終わった後で床屋さん曰く、ごめんねちょっと血吹いちゃったけどもう止まってますから。ってコラ!

発掘

何となくハバナエキゾチカをキーワードにいろいろ検索していたら引っかかったバンド、Chai。ちょっと気になる。ファンクで楽しそう。ハバナエキゾチカの基本であるファンク+ハードロックな感じとはちょっと違うが、ハバナの当時先駆的女声ラップ曲のアプロー…

大泉エッセイ/大泉洋

大泉洋のエッセイ集。年代が進む毎に文章がこなれてくる感じ。大泉さんの考え方感じ方が伝わってきて楽しい。絵が意外とうまいということに改めて気付かされる。 そういえば、「どうでしょう」の新作そろそろなんじゃなかったっけ?楽しみ大泉エッセイ 僕が…

「自由楽会 vol.III」@池袋RED-Zone

ということで池袋のライブハウスにて知り合い繋がりのライブ。5バンド出演。中には私の好みのバンドもあって楽しんだ。ただこういうライブでありがちな、音量が大きすぎで耳やられた。巨大な音圧が頭蓋と共振してビリビリ。知り合いのバンドも頑張ってオリジ…

遊びつかれるまで遊ぶ

先週に引き続きアメフトを見に行った。後ちょっとするとまた秋冬までシーズンオフになってしまうので、見られるうちに見ておこうと思って。身体はちょい疲れていて出かけるには気合を入れ直さなければならなかった。 Xリーグの東日本交流戦。オール三菱ライ…

初アメフト観戦

以前から生でアメフトを見てみたい!と思っていたのだが、ついに今日それを実現することができた。社会人リーグであるXリーグのパールボウル準決勝2試合。良い天気すぎて皮膚がジリジリ焼けるような青空の富士通スタジアム川崎にて。 スタジアムに入った時の…

宇宙からの帰還/立花隆

以前cheruソロライブで古本屋さんのおまけでもらった本。あまりノンフィクション物って読まないのだが、読んだら面白かった。人から本を貰うってこう言う新たな出会いというか新しい世界への扉を開けることになったりして楽しい。宇宙からの帰還 (1983年)作…

心霊探偵八雲3 闇の先にある光/神永学

八雲シリーズ3作目。2作目よりは違和感少なめに読むことができた。が、やはりそれほど納得できない感じ。この先読むかは気分次第。心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫)作者: 神永学,鈴木康士出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/0…

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~/三上延

ビブリアシリーズ7作目。本編完結なのが残念ではあるが、面白かった。ちょっとあっさり終わってしまった感じがしないでもなかったけどスッキリと楽しく。素晴らし。続編、というかサイドストーリー?を楽しみに待ちたい。ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さ…

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~/三上延

ビブリアシリーズ6作目。このシリーズは高いレベルを保っていて素晴らしい。今回も面白かった。ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)作者: 三上延出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2014…

翻訳できない世界のことば/ エラ・フランシス・サンダース

なかなか目の付け所の良い、素敵な絵本。日本語も幾つか挙げられているが、例えば「侘び寂び」と言った、別の言語に翻訳しようと思った時に一対一の言葉に訳せないような世界の様々な言語の言葉が味のあるイラストと解説で紹介されている。 私はこの中のオラ…

心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの/神永学

シリーズ2冊目は長編。あんまり面白く無かったかなあ。ディテールの端々にイマイチさが滲んで楽しめない。もう少し何とかなると面白くなる余地があると思うのだが。心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)作者: 神永学,鈴木康士出版社/メーカー: 角川グル…

ロスジェネの逆襲/池井戸潤

半沢直樹シリーズ第3弾。企業買収の戦い自体が非常に興味深く、大変面白かった。ロスジェネの逆襲 半沢直樹3 (文春文庫) [ 池井戸潤 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 756円

久々

久しぶりの会社。体がなまっていて1日会社にいただけで疲労してしまった。

時砂の王/小川一水

ターミネーター的王道人類滅亡タイムトラベルストーリー。あんまり面白くなかった。書き込みが浅くて敵も見方もカッコ良くない。超未来SF的にしたいのか、遡行先の邪馬台国史的にしたいのかどっちつかずに感じた。ジェンダーの扱いも軽く恋愛エピソードもな…

心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている/神永学

軽い読み物としてはまあまあ。主人公は幽霊が見える体質という設定だが、あまりに完璧に「見えて」しまうので却って納得感を薄くしてる。もう少し見えたり見えなかったり不安定にした方がおどろ感やスリル感がアップする気がする。心霊探偵八雲1 赤い瞳は知…

オレたち花のバブル組/池井戸潤

半沢直樹シリーズ第2弾。これもテレビドラマ化されたエピソード。面白くて一気に読んでしまった。オレたち花のバブル組 (文春文庫)作者: 池井戸 潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/12/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ …

マームとジプシー「Sheep Sleep Sharp」@新宿ルミネ0

青葉市子のライブで見た青柳いづみが看板役者をやっている劇団、という繋がりで見に行って見た。 一言で良かったとか悪かったといえない解釈が難しい作品だった。なかなか凄惨だが救いらしきものもあって見た後の感触は重すぎることもなく。心に切々とたたみ…

厭な小説/京極夏彦

タイトルどおりすごく厭な話だった。特に「厭な老人」「厭な先祖」「厭な彼女」は厭だった。何でこんな話読んでるんだろうという気持ちになりながら最後まで読まされてしまった。最悪だが面白い。 解説が厭な小説の読書案内になっていてますますげっそり(笑)…

その後のツレがうつになりまして/細川貂々

ツレウツの続編。さらに続きがあるようで気になる。その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)作者: 細川貂々出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 56回この商品を含むブログ (49件) を見る

オレたちバブル入行組/池井戸潤

ドラマ半沢直樹の原作本。ドラマは流行っただけあって面白かった。この原作本もドラマとはちょこちょこディテールは異なる部分はあれど基本は一緒。「やられたらやり返す」痛快なお話。ちょっとやり返し過ぎではと感じるほど(笑)。一気に読まされてしまった…

死ねばいいのに/京極夏彦

インパクトのあるタイトル。よく考えると心がキュッと冷えてゾッとする言葉だ。とある殺人事件について様々な関係者の1人目、2人目と、微妙な心理と葛藤が会話で展開されていき、この言葉が決め言葉になってストーリーが昇華する。面白い。さすが京極夏彦。…

過去の芝居

過去のライブ掘り起こしていたら、同じように芝居のチケットが沢山取ってあるわけだ。ライブの方はチケットをスキャンしてこの日記に大体載せたので、今度は芝居の方も同じことを始めてしまった。ライブほどには多くないのでもう大体終わったけど。こうして…

ゲド戦記/アーシュラ・K・ル=グウィン

5、6巻目が出て以来、1巻目から一気にまとめ読みしようと思ってはや十数年。遂に読みきったゲド戦記。素晴らしいの一言。私は特に1と2が大好きでこれまで何度も読み返したのだが今読んでも全く色褪せていない。4は2度目。5、6を今回初めて読んだ。まとまりと…

草間彌生展

行ってきた。色の力に圧倒された!それからモニョモニョの椅子とか気持ち悪いけど印象的だった。鏡の間は幻想的。 写真は撮影可のもの。先日のミュシャ展もそうだったけど最近は一部写真撮影可能にするのが流行りなのかな。

5つモヤモヤ解消

その後もライブ記録の追求を行なっていて、運良くまた別の資料が発見され、それを調べるうちに、不明だった5つのライブに行ったことが明確になった。 3/3は2005年のイーヨ・イディオット/Pere-Furuで間違いなし。 4/4は2005年の歌う女ともだちvol.7 特別晩…

モヤモヤ

今日も過去に行ったライブの調査。もう大体調べたと思っていたら、もうひと山スクラップブックが出てきて、チケットの半券が何枚も。。。概ね正体がつかめたのだが、やはりわからないものがいくつか。 先に正体不明の7/12、9/24に加え、3/3、4/4、4/14、10/3…

近所の公園で桜を観る。夕方なので写真がちょっと寒々しい色合いになってしまったのだった。