さかな/朝日美穂 @吉祥寺Manda-la2

  • 朝日美穂(Vo, El-p)、鳥越啓介(b)、佐藤大輔(dr)
  • さかな:pocopen(vo, g)、西脇一弘(g)、pop鈴木(dr)



会場は満員。後ろまでぎっしり立ち見。ちょっと酸欠気味。


最初が朝日美穂。ライブ初見。メジャーで出した1枚目の「オニオン」しか持ってないけど 結構好きなので楽しみにしてました。曲はほとんどが最近インディーズで出したアルバムからの演奏。(いつの間にかメジャーとは契約切れちゃったようですね。。。バンドもこのメンバーで結成したのはかなり最近とのこと。)最初はドラム、ウッドベース、エレピのシンプルな音で2曲くらい静かな曲をやり、その後朝日美穂の打ち込みを 織り交ぜながら3, 4曲くらい?やりました。最後の1曲は「オニオン」に収録されてる「くちびるに」。これ、いい曲ですよね。聴き入っちゃいました。


時間的には40分強くらいでしょうか、ちょっと物足りなかったなぁ。 最初の頃、高音がちょっと出し辛そうだったのが、あ、調子出てきたかな、というところで終わっちゃった感じです。歌も演奏も全体的にやや印象が弱かったのが残念。
あと、予想外に朝日美穂のキャラが普通なので意外でしたね(^^)。アルバムを聴いたりジャケ写真を見たりした勝手な印象で、 なんつうかもうちょっと跳んじゃってる人だと思ってました。


続いてさかな。考えて見ると、さかなだけを目当てにライブに行った事はないけど、ライブを見た回数は結構多いことに気付きました。今回の朝日美穂みたいに、誰かに声を掛けたり、逆に声を掛けられたりする事が多いんでしょう。初めて見たのは多分NOVO TONOの初ライブの時(On Air East)だったと思います。その時は全然良いと思わず眠気を催してしまったのだけれど、最近はすっかり評価は逆転してかなりかっちょえぇ、と思ってます。本日の満員のお客もさかな目当ての人がかなり多かったようです。


本人曰く「マイク真木が着そうな服」で登場したポコペンは、のっけのMCからハイテンションでした。曲の合間あいまに我々は船上や、満天の星空の野外ステージに連れていかれました。ワインにキャビア、ステーキもご馳走になりました。(全部「、、、だと思ってください」というお願いつきだけど)
演奏的には、ポコペンの存在感のある声と独特な歌詞にしびれました。淡々とギターを弾いている西脇さんも渋いです。さかなはボーカルとギター、それぞれがの個性が非常に良いバランスで成り立っていると思います。さかなだけ目当てにライブ行く日も近いかも。


アンコールで、朝日美穂、鳥越啓介、佐藤大輔を呼び6人全員でさかなの 「ロッキン・チェアー」をやりました。朝日美穂が以前自分のアルバムで カバーした事があるそうです。 それで終わりかと思ったら、今日のポコペンはまだまだ歌いたい様子。2回目のアンコールに出てきて再度さかなの3人で2曲ほどやりました。
楽しいライブでした。