- 青葉市子
- ゲスト：青柳いづみ、detune（郷拓郎、石塚周太）
以前Localiteがあった場所はなくなり今はこのキチムとなっている。以前と同じ階段を下った密やかな空間で青葉市子のソロライブ。「四月の支度」と銘打たれた土日２日間ライブのうち最終日の方を見に行った。青葉市子の美しい歌声が心にすっと染み込む濃密なステージ。
青葉市子はレパートリが広く、ここ何回かライブを聴いているが、定番のものよりそれ以外の曲を聴く割合が多い気がする。曲名で私がわかるものだと「鬼ヶ島」「いきのこりぼくら」「マホロボシヤ」など。それから、お蔵入りになっていた曲を掘り出してきたという２曲。このうち１曲は6年ぶりに出てきたもので完成していなかった歌詞を今回つけてきたとのこと。この曲を作った時のことを明確に記憶している理由は、天井が眼前に迫り来る幻覚を見た時だから、というMCに思わず笑う。。
後半の冒頭にゲスト３名を招いて２曲演奏。これは「ゆめしぐれ」「Blue Flow」とのこと（detune郷拓郎のTweet情報より）。それから山田庵巳のカバー「機械仕掛乃宇宙」。これは動画でしか聴いたことがなく、是非一度生で聴いてみたかった曲。待ってましたという感じ。この曲に出会ったから今の自分がある、と本人に言わせるだけあり、気合が入った演奏と歌で素晴らしかった。
青葉市子が身にまとう雰囲気は神秘的で演奏している姿を見るだけでも引き込まれてしまう気がする。ちなみに一部はいつものように黒いゆるりとした衣装。二部では真逆に白い衣装で登場。ゲストの青柳いづみの青い服とのバランスを考えたか？この二人、髪型が同じ前髪ぱっつんのストレートの長髪で声質も似ており、アストロツインみたいなイメージで不思議な雰囲気倍増。
このライブ参加できて幸運だった。
