イーヨ with 内橋和久 @下北沢lete

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9ヶ月ぶりのイーヨwith内橋和久。非常に楽しみににしていたライブ。冷たい風の吹く夜の下北沢、心はほっこりと嬉しい気持ちになった。


このデュオではすっかり定着したインプロと持ち曲を交互に歌う形。インプロの時は座り、持ち曲になると立ち上がるというのもお決まりか。いつもどおりインプロからラークという流れで開幕。一瞬でイーヨの不可思議でほわほわした世界に柔らかく包まれる。
3曲目?くらいのインプロは、揺蕩う大きな流れのようなリフレインが心に染みる綺麗なメロディ。インプロとは思えない出色の出来栄えだった。内橋氏も終わった途端に「良い曲できたなあ」と嘆息。結構いつもインプロで一曲くらいは定番化して欲しいような名曲が産まれるのだが、残念ながら定番化されることはない。ライブは一期一会で逃せないと感じるのはこういう時だ。
前半最後は久しぶりにイーヨのギター演奏あり。「CとD7でしばらくやります」とわざわざ内橋氏に断って「好きにやりなよ」と返される(笑)。歌だと自由奔放にやるのに「ギターだから」と妙に律儀なこだわり。イーヨのギターは相変わらずのたどたどしさだが内橋氏が見事なバックアップでしっかり曲になっていた。一旦休憩。
第二部はイーヨが1人で登場。ギター弾き語りで1曲。頑張ってる感じ。2曲目以降はまた内橋氏が参加。
私が聴きたかった日本語歌詞の名曲「スピ」(曲名自信なし)。メロディも秀逸だし歌詞も素晴らしい。嬉しかったなあこれ聴けて。聴きながら非常に切ない気持ちになる。定番でやってくれないかなあ。切に願う。
相変わらず曲名言ってくれないのでお馴染みの曲なのだがここに書けない。ponta de areia、アウビイなど。最後にシメの定番、クロードラパン。やっぱり良い曲。素晴らしい。
アンコールは2曲。イーヨのギター弾き語りでラーク。オープニングとはまたちょっと違う素朴な感じだがまた味があって良かった。そしてオーラスはスカボロフェア。
ちょうど2時間くらいのステージだったか。イーヨさんの歌はやっぱり私の心のど真ん中ストライクで、内橋和久のギターも素晴らしかった。幸せ。


さて、次のライブのアナウンスはなかったのだが楽しみに待つしかない。せっかくまたギター練習し始めたようなので次はもっと持ち曲増やしてくれることを期待する。無かったことにするリストに入っているとイーヨ本人が昔言っていた、ぐーす・とぅ・ぐーす、もまた聴きたいなあっと。
ちゃんと次やってくださいよイーヨさん!(やらなかったら泣きます)