何となく手に取った小説の続編を読んでみた。が、残念、いまいち面白くない。
なんで主役の作家はこんな居丈高な編集者に恩義を感じてるのかよく分からないし、不遇のアウトサイダーアーティストの屋敷に行こうとした根拠も薄くて納得感無いし、霊感がない編集者が何でこんなに作家の視点の世界にリアルタイムに寄り添ってコメント出来るのか謎だし、というようにいろいろ気になってしまう。なんか作者の頭にはしっかりイメージがあるのに文章でうまく表現しきれていない感じが強い。この作者、登場人物の一人称で書くの苦手なんじゃないかなあ。
シリーズ第3作もあるのだが読む気がしないなあ。

- 作者: 木犀あこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/24
- メディア: 文庫
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