日本以外全部沈没/筒井康隆

筒井康隆の1962年から1976年にかけて書かれた短編集。眼を見張るアイディアと風刺の効いたストーリー、狂騒的で高いテンションの文体、読みやすさ、全てにおいて次元の違う凄さを感じる作家だ。なかなか古い作品群だがとにかく面白い。
日本以外全部沈没」「あるいは酒でいっぱいの海」「ヒノマル酒場」「新宿祭」「農協月へ行く」などが特に筒井康隆っぽくて好き。
筒井康隆ノーベル文学賞レベルだと思ってるんだけどどうなの?

日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)

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