村上春樹は2冊くらい読んだが今ひとつ面白さがわからない。という事でデビュー作から読んでみようと思い立つ。
「僕」シリーズ第一弾。短いからすぐ読めるかと思ったが、含蓄深い文章が多くスラスラとは進まない。物語として劇的に話が展開するわけではなく淡々と「僕」の内面世界が語られる。これだけビッグネームの作品なのできっと分かる人には明確にわかる光る何かがあるのだと思うが、やはり私にはピンとこなかった。面白くないわけではないけど趣味にあんまり合わないのかもしれない。私的にはエンターテインメント性の要素がもっと強いものを求めてるのかなあ。なんか読んでいて気分が沸き立たないというか、読了感がなんか落ち込んでしまう感じがしてしまうというか。
頑張って次の作品を読んでみよう。面白さが分かるとよいなあ
- 作者:村上 春樹
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫