2019-07-29から1日間の記事一覧

死者の奢り・飼育/大江健三郎

大江健三郎は初めて読んだ。短編集。 「死者の奢り」が好き。死体保管所の話。不思議な叙情性を醸していて時代を感じさせない面白さ。次の「他人の足」も面白かった。病院生活の気だるい日常とそれを壊す非日常の顕現、そしてそれがまた膠着した世界へ戻って…