PoPoyans@渋谷B.Y.G



ポポヤンズ目当て。これで足を運ぶのは3回目。


まずはじめに会場となったB.Y.Gだが、歴史のあるロック喫茶だとか。何となく敷居が高そうだと思ったのだが、店員さんが非常に親切な対応をしてくれて、店内も地下のライブスペースも狭いながら居心地が良く、非常に好印象だった。行った時間のせいもあるかもしれないが喫茶スペースでの音量は普通より心なしか大きい程度で会話は普通にできる(私が行ったことのある数少ないロック喫茶は目の前の人の声も聞こえないくらいの大音量だった)。壁に刻まれた無数の落書きが歴史を感じさせて楽しい。


島村智才は先日の「晴れ豆」でも見たが今回の方が良かった。曲も聴きなれてきたらなかなか良い。あと、サポートでバイオリンやギターを弾いていた人が曲にあった的確なフレーズを入れていて心地よかった。


Kate SikoraはMySpace見た感じ個人名のようだが、ライブでは2人で登場。ギターとちっちゃい鉄琴、そしてキーボードに軽い打ち込みをしたりして、基本シンプルな音。女性二人のコーラスワークを活かして聴かせる。片言の日本語のMCが微笑ましい。


さて、今回はトリがポポヤンズ。世界観としては確固としたものを持っていて素晴らしいが、前回ちょっと元気がないように感じてしまったので今回はどうかと思ったのだが、歌い方的にはあまり変わらない印象だった。ただ、自分の耳が慣れたのかあまりネガティブな感じはせずまぁまぁな感じ。曲は祝日、ナンナケナカナ、太陽のラ、こわくない森など。
ただ、MySpaceに公開されたデビューアルバムに収録される数曲は、正直、前のインディーズ版の方が輝いていたと思ってしまう。ライブで元気がなく感じたのはアルバム向けがこういうアレンジだからなんだなーと納得。うーん、気張りすぎちゃったか、プロデューサの趣味なのか、個人的にはちょっとハテナ?だ。アルバムとして通して聴いたら納得できるんだろか。。。


PoPoyansにはこの先長い間頑張って欲しいので、まずは本人たちには本当に納得した歌い方をして欲しい。結果は後から付いてくるはず。私は遠くない未来にPoPoyansは紅白に出ると見込んでいる!頑張れ〜!


あと、PoPoyansのライブのサポートにはお茶目で弾けるようなパーカッション類が良いと思うのだった。Whoachoなんか入ってみて欲しいなぁ〜。