第5回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭(2日目)

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南口アーケードで開かれている七夕まつりの雑踏を端から端まで一往復ざっと歩いて雰囲気を楽しんでから、北口の神明宮へ。開場時間の16時半を過ぎてから到着したのでもうだいぶ混雑していたけれどもなんとかゴザの敷いてある桟敷席に納まった。
初めてこのバリ舞踊祭を見に来たのだが、神社の境内独特の清清しい空気の中、ガムラン音楽が響いて非常に気分が良かった。私はどちらかというと演奏の方に興味があったのだが、舞踊もなかなか面白かった。前半はガムラン演奏は生ではなく、スピーカから流れる音に合わせての舞踊。後半は生演奏。やっぱり生演奏は見ていても聞いていても楽しかった。実はこの5回目にして初の生ガムランだったらしく、私が見に来たのは良いタイミングだったようだ。
踊りで良かったなぁと思ったのはテレック・ジャウックと創作舞踊の金魚。テレックは霊の聖なる象徴、ジャウックは邪なる象徴で、両者の対峙の様子が表現される。白い仮面(能面のようだ)を被った6,7人、黒い仮面(これはひと目で邪悪な感じを受ける)を被った1人の対比にインパクトがあった。創作舞踊の金魚は、動きがかわいらしく微笑ましかった。
前半途中で、急遽実現したという高名なバリ人舞踊家ニ・ワヤン・セカリアニ、通称イブ・セカールさんの飛び入り参加があった。


以下はチラシとWebページからの書き写し(+noveさん情報)

  • トゥドゥン・アグン
  • キジャン・クンチャンナ
  • バリス・バジュラ
  • テレック・ジャウック
  • ?/(踊り)ニ・ワヤン・セカリアニ (飛び入り参加)
  • 創作舞踊曲 タリ・金魚

(休憩)

  • 創作曲 ガド・ガド
  • クビャール・ドゥドゥック
  • サティオ・バラスタ
  • ジョゲ・ブンブン

帰りがけ「航海屋」というラーメン屋さんで食べたチャーシューめんが非常に美味しかった。