ランバンサリ「青銅音曲XII」@日暮里サニーホール

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以下の公演を聴きに行く。
ランバンサリ自主公演「青銅音曲XII」
〜ガドガド・ガムラン2010〜
@日暮里サニーホール


実はジャワのガムランをちゃんと聴くのは初めて。宮廷音楽でゆったりした感じ、という程度の知識レベルで、もしかして退屈かも?と懸念していたのだが、そんなことは全然なくて、面白かった。
たしかにバリ・ガムランのような力強い硬質な煌びやかさは無く、基本はほんわりと柔らかなのだが、速さや音量の変化は思ったより多く、リズムも意外と複雑だったりする。敢えていろいろな曲を紹介する、というコンセプトに基づく選曲だったせいもあるが、初心者の私を飽きさせず、ガムランの幅広さ、奥深さを感じさせられた。
特に印象的だったのは女声による歌。綺麗な旋律でもっといろいろ聴いてみたいと思わせられた。いいな、歌もの。
プログラムをランバンサリ公式ページから引用。

  • スマラン地方の器楽曲「ビモ・クルド
  • 舞踊「ガンビル・アノム」(飯島かほる)
  • 古典曲「サンブル・チリ」
  • バニュマス地方の武のアンサンブル「グヌン・サリ・カリバゴラン」
  • 古典曲「ロロ・ロロ・ゲンドン〜ロロ・ロロ・トペン」
  • 舞踊「マニプレン」(針生すぐり)

さらにこの後、もう一曲、箏を入れた「さくらさくら」を。ジャワで演奏する予定らしい。
特に私が印象的だったのは3曲目の「サンブル・チリ」。歌に癒された。それから2部の最初、「グヌン・サリ・カリバゴラン」。威勢よく掛け声が入って元気な曲だった。これからジャワもちょっと真面目に聴いて見ようっと。