- ハバナエキゾチカ : マダムJ(vo)、シュガー吉永(g)、ニョニョール(b)、チャリ(ds)
- charge: 1,300円+order: 500円
何せこのライブが私のライブ通いの出発点である。忘れようにも忘れられない思い出深いステージだ。
ハバナにはまったきっかけは、フジTVの深夜番組「冗談画報II (1990年4月16日)」で3曲ほどのミニライブを 見て非常な衝撃を受けたからだ。曲は「白人ロック」「ム〜ラムラでク〜ラクラ」 「神様お願い」で、インディーズで出したCD「LOVEが大事」に収録されているが、CDでは とてもこの時のミニライブの熱さが出ていないのが残念。んでもって、これは兄貴か姉貴が ビデオに録画したものだったのだが、私がそれ消さないでおいてくれ、と言う前にすでに 当時別の曜日に筋少のオーケンがやっていた「深夜改造計画」(最終回?)で上書きされてしまっていた。 (涙)
ということで、どうしてももう一度生であの衝撃を確かめたい、あのかっちょえー ギターはなんだったんだ、と出不精の私が遂に一人で行動に出たのであった。
小雨が降りシンと底冷えのする夜だったが会場は満員で、後ろには立ち見がぎっしり。 私はいっちゃん前の席、シュガーの目の前あたりを陣取った。そしてシュガーのギターに ただただ釘付けで茫然自失、終わる頃には脳髄に真っ赤な熾火を置かれているように 頭の内側から顔全体へ熱気が吹き上がってくる感覚に酔っていた。
このライブから私はすっかりハバナの追っかけ状態へ突入し、 その終幕まで見届けることになる。もう12年以上も前の事である。
(2003.11.29記)