デワ・アリット・セッション/リトルトーキョー@新宿PIT-INN

  • デワ・アリット(ガムラン from BALI)、梅津和時(Sax)、外山 明(Ds)、藤乃家舞(ba)
  • リトル・トーキョー:三枝彩子(urtyn duu)、藤乃家舞(ba,G)、外山 明(Ds)、コーヘー、ハマ、U-1、よっしー(ガムラン



久しぶりに新宿PIT-INN。詳細書けたらまた後ほど。とりあえず簡単に。


1st setのリトル・トーキョー。
期待以上に楽しかった。三枝彩子の声は力強くてインパクトがある。ガムラン部隊はガムランやるのには本当に最小構成な人数だと思うが、それを感じさせないにぎやかでポップな演奏。そこに藤乃家舞のノイジーなG。不勉強で藤乃家舞がどんな人か知らないがかなり良いセンスな感じ。三枝は自身のWebページに書いてあったようにこのライブ以降は産休ということらしい。演奏最初の方は3,4才くらいの息子を腕に抱き上げて歌っていたのが微笑ましかった。


2nd setのデワ・アリット。
異種格闘技とも言うべきセッションということで、各人の意図と息が合わないと面白くならない。みな個人技は超人並みだが演奏時間が長かったわりには新鮮な驚きを堪能できる瞬間はやや短めだったか。"ドクトル"梅津は実は間近で見るのは初めてでいろいろ面白い音を出していた。外山明はもういつも通り超人だった。外山明のドラムを見ているだけで幸せ。藤乃家舞はやや控えめだったが要所で良い展開。デワ・アリットについてはまず演奏している手元が、座っている場所の都合上あまり見えなかったのが残念だった。超絶技巧!って感じの演奏はあまりなくどちらかというとゆったり聞かせる、というかゆったりのフレーズの繰り返しとその微妙な展開がミソだったような印象。中心メンバーとして参加しているガムラン ・グループ「スダマニ」の演奏を是非一度聴いてみたい。