優河「空想夜歌vol.5」@下北沢lete

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優河のライブに行くのはこれで3回目。しとしと冷たい雨の夜ではあったが、彼女の朗らかで暖かな人柄が滲み出るような楽しいライブだった。優河の歌は、その若さからは想像しにくい燻し銀の歌詞も魅力。そして、シンプルだが繊細で力強い旋律に乗って美しい歌声が響く。それを聞き漏らしたくないがゆえに、皆息をひそめ固唾を飲んで聴き入ってしまう。「庭につづく」や「となりで」は本当に最初聞いた時から忘れられない名曲だ。
この日は寒く、「ライブ前にアイリッシュコーヒーを飲んだせいで今日はゆるゆるな感じ」と笑ってたまにトチっていたが、それもまた何か場の雰囲気を暖かく一体感を醸していた。
前日にピエール・バルーとの共演があった流れで、1曲彼の曲をやったのだが、歌う前に日本語訳の歌詞を全て朗読して、それから原曲のフランス語で歌ってくれた。曲名なんだったっけな。。。「サ・ヴァ サ・ヴィアン」かな?朗読も良かったし歌もその意味を思い返しながら聞くことができて心地よかった。その他、「瞬く星の夜に」も良かったな。1回目と2回目のライブではやらなかった曲が皆印象的で、まだまだ優河のライブに行ってみたいと思わせられた夜だった。
という事で、1126のラカーニャに行ってしまおうと思っている。。