友人の紹介で初見。ノルウェーの超絶ドラマー、ポール・ニルセン・ラヴ。
ものすごい速さで延々インプロで叩きまくり。八木美知依の激しい嵐のようなノイズ箏音とマッチしてなかなか楽しかった。ゲストの坂田明のアルト、間近で見るのはもしかして初めてかもしれないが、このデュオのバランスをうまくかき乱す荒々しさで心地良かった。ただ、坂田明の音が無かったらもしかするとちょっと退屈になったかもしれない。ポール・ニルセン・ラヴのドラムは確かにすごいし工夫していると思うのだけど、私の趣味からするともっといろいろ崩してみてもよいんじゃないかなぁと感じる部分もあり。この辺は私のリスペクトする吉田達也や外山明への傾倒が根底にあるので個人意見として割引して考えてもらいたいのだけどね。
