夜行観覧車/湊かなえ

最近お気に入りの湊かなえ
高級住宅街「ひばりヶ丘」で起きた夫婦間の殺人事件。理想形に思えた家族とその向かいに住む2家族の人間模様が描かれる。
衝撃な展開はないがやっぱり一気に読まされてしまった。

夜行観覧車 (双葉文庫)

夜行観覧車 (双葉文庫)

InternetWeek2020

コロナのためオフライン開催となったInternetWeekに参加。
5000円でハンズオンもカンファレンスも参加し放題で財布に優しくて助かった。
開催するのは色々大変だったと思うが実現してくれて大感謝。
今年は一番面白かったのが登氏の発表。来年も是非登壇して欲しい。

武士道シックスティーン/誉田哲也

先日読んだ有川ひろのエッセイ集で言及されていてちょっと面白そうかなと思って手に取った。剣道に青春をかけてのめり込む2人の女子高生。スポコンの王道的設定だが、1人は子供の頃から剣道一筋のエリート、もう1人は日本舞踊を習っていたが事情で剣道を習い始めたばかりなのに素質があって、偶然このエリートと試合をする機会があって勝ってしまう、というところから話が始まる。パターンではあるがやっぱりわくわく引き込まれてしまう。単なる力の競い合いではなく、青春物語として精神的な成長がしっかり描かれていて良いバランス。
次作、武士道セブンティーンも是非読んでみたい。

武士道シックスティーン (文春文庫)

武士道シックスティーン (文春文庫)

果つる底なき/池井戸潤

池井戸潤のデビュー作。銀行ミステリ&ハードボイルド。
テンポよくぐいぐい引き込まれる感じで一気に読まされた。

果つる底なき (講談社文庫)

果つる底なき (講談社文庫)

倒れるときは前のめり/有川ひろ

有川浩が有川ひろに改名。
2000年前半くらいからの雑誌等へ掲載したエッセイが主に収められている。また最後に短編が2篇集録。
エッセイは初めて読んだのだが有川ひろの考え方や主張がすぱっと良い切れ味で描き出されていて読んでいて気持ち良い。
短編二編も有川ひろらしい恋愛物で楽しめた。

倒れるときは前のめり (角川文庫)

倒れるときは前のめり (角川文庫)

アボカドの凋落

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アボ香ちゃんの落葉が止まらない。遂に最後の二葉も萎れてしまった。写真撮ったあとに相次いでこの二葉もひらりひらりと落ちてしまった。
茎だけで越冬できるのか。それともこのまま枯れてしまうのか。
頑張れアボ香!
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