高価なおもちゃ

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世の中Windows10が普及し始めていて、仕事でもWin10端末を社内ネット接続解禁するための準備なんぞが本格化。でも私的にはWindows端末なんぞ持ってないのでWin10がどんなもんなのかさっぱり分からず。一応技術畑の私としては世界から出遅れている感で、やるせないわけで。
ということで!買ってしまったよWin10ノートPC。最近は格安ノートPCなどというものもあって3〜4万円で買えちゃったりするのだが、自分が折角買って何やるかを熟考した結果9万円ほど捻出することを決心。ネットでポチッとしたら二日後には届いちゃった。つくづく便利な世の中だ。
買ったのはlenovoideapad 710s plus。Intel core i5 2.5GHzのメモリは8GB。ハードディスクは256GBのSSDのモデル。OSはWindows10 homeエディション。ちょっとずっしり重量感はあるけど、薄いしデザインは落ち着いたメタリックシルバーで良いんでないでしょうか。現物見ないでポチった割にすんなり気に入った。
まずはとりあえず電源入れて家のWiFi接続設定をして、WindowsUpdate。Win10は今後半年に一度、OSバージョンアップといってもおかしくないほどの機能アップがWindowsUpdateで提供されるということで、社内システム導入の観点からは悩ましいのだが、個人ユースだったらまあそれほど悩まずアップデートしていけば良いんかなあ。
んで、私がこの後何をしてこいつと遊ぼうとしているか。それはいろんなOS入れていろんなアプリを動作させてみること。それにはまず仮想化環境が必要だ。つまり、ここは深く考えずにまずVMwareを入れてみること。もちろん高価な製品版を買うつもりはないのでフリーウェア。以前だったらVMware player、今はちょっと名前が変わったVMware Workstation player。まずこいつをインストール。一昔前だったらこの次に早速仮想マシン作ってCentOS入れてみるところなのだが。今回はVMware Workstation player上にVMWare ESXiを入れてみることにした。ホスト型の仮想環境に、ハイパーバイザ型の仮想環境を入れてしまおうという魂胆だ。その上にCentOS仮想マシンを立ててみようかと。
こういうことやろうと思うとメモリはいくらあっても足りないのだ。8GBのうち半分仮想に割り当てちゃうともう貧弱な感じだもんなあ。ディスクもちょっと寂しい。まあでもまずはやってみよう!
VMwareのサイトに自分のアカウント作って、無償版ダウンロードのメニューからESXiとvSphere Clientをダウンロード。と思ったら、あれ。最新版は6.5らしいのに、vSphere Clientが6.5のものが見つからない。色々調べて見たら、vSphere Clientは6.5からは利用できなくなったようだ。代わりにWeb Clientのみ?になったっぽい。さて、どうしよう。資源が少ないのでなんでもかんでも入れてみるわけにも行かないのだが。。。
とりあえずちょっと古い6.0Update3で環境作って見て、その後最新版の6.5入れてみるかなあ。


ということでダウンロードしたもの。

  • VMWare Workstation 12 player (12.5.7)
  • VMWare ESXi 6.0 Update3 (Includes VMware Tools)
  • VMWare vSphere Client 6.0 Update3
  • VMWare vSphere Hypervisor 6.5.0a



VMware Workstation playerはぽちぽちやればインストール完了。
次に、新規仮想マシン作成メニューで、ダウンロードしたESXi6.0のISOイメージを指定し、その他のパラメタはとりあえずデフォルトのまま、作成を実行。するとなんかいくつかメッセージ画面が表示される。無視できそうかなあと思ったら、仮想マシンが起動しないで終わっちゃう。どうもintel VT-xってやつが有効になってないからダメと言われている。当該の機能はCPUによって実装されていて、core i5でも対応しているらしい。調べてみたらBIOS設定で変更できるとの事。
さてこのノートPCだとBIOS設定画面どうやって入るのかなあと思ったら。Win10の場合はWin10の設定メニューから起動できる。意外。
画面左下のウインドウズキーを押して「設定」ボタン押下。「更新とセキュリティ」の中の「回復」をクリック。表示された右側の画面の上から2番目、PCの起動をカスタマイズする、というところにある「今すぐ再起動する」を押下。再起動後に表示されるメニューの中から「トラブルシューティング」を押下。次「詳細オプション」押下。次に「UEFIファームウェアの設定」押下。次に「再起動」押下。これでようやくいわゆるBIOS設定画面となる。矢印キーを右に一回押すと「Configuration」のタブに移動するので、こんどは矢印下キーを使って「Intel Virtual Technology」を選んでFn+F5キーで値をDisableからEnableへ変更。これで右キーで「Exit」、「Exit Save Changes」でBIOS画面を終了。
これで再度、仮想マシンを起動したら、今度は進んでインストールが始まった。んで数分で完了。インストール完了後のトップページに書いてあるIPアドレスに対してIE11でhttpアクセスしたらESXiの画面に接続できた!この画面からvShere Clientをダウンロードも出来るようになっていた。とりあえずその下のリンクでwebインタフェースに行けたので入ってみた。これが本当の管理画面。
いろいろ表示させてみたよ。ふむふむ。


さて、今日はこのくらい。次はESXi上から仮想マシン作ってCentOS入れちゃおう。しばらく楽しく遊べそう!