優河 「in a drawing room #1」@ 国立caikot & TURN ON

f:id:heg:20160828192547j:plain
台風接近で小雨ぱらつく中、国立から徒歩12分のビンテージ古着屋&CD屋であるcaikot & TURN ONへ。先日のleteライブでその実力に感銘を受けた優河の歌を聴きに。2部構成でたっぷり。場所も歌も素晴らしかった。優河の歌に心洗われた。


私の期待どおりの完全生音ライブ。
会場は古くて味わいのある古着や小物が並び、とても居心地良し。ステージ上の机にはいじけ目のロバの置物(これはcaikot とは関係なく優河が国立駅前の店で衝動買いして連れてきたものと判明)。


前回leteで聴いた時はまずその歌声の心地良さや変幻自在の抑揚に驚いたのだが、今回はその歌詞の良さに改めて気付かされた。これは最強。一部最後の爺さんのうたは思わず心熱くなってしまったし、2部の最後の方にやった曲(まだ曲名覚えとらん)の「光の粒」というフレーズの繰り返しは、じんわり静かに心に沁みこむようだった。素晴らしい。なんだろう。物語を語る吟遊詩人とでも言えば良いのだろうか。いい言葉が思い浮かばない。


終演後、ご本人が物販していたのでこれはラッキー!と最新CD購入。丁寧にサインもして頂いた。握手して貰って年甲斐もなく嬉しさを抑えられず。いやー、優河は小さいところじゃ聴けなくなるよ、きっと。