「チェコアニメ映画祭2006/Aプログラム @吉祥寺バウスシアター」

ぼーっとしていたらバウスシアターのCプログラム開催期間が終わってしまっていました。あららら、と思って調べたら新宿のK's cinemaの方で上映していたA,Bプログラムをバウスシアターでちょっとの間だけ再演している事が分かったので、まずは明日で終わってしまうAプログラムを観にいきました。
かなりシュールな作品が多かったです。個人的には毒気のあるやつが好き。コウツキーの「メディア」は昔TVか何かで見た事がある(見終わってから思い出した)のですが強烈な印象でした。特に生肉。ぎょえ。「カフェ」は思わずにやっとしてしまいます。シュヴァンクマイエロヴァー/ブルデチュカの「ある粉屋の話」は絵が怖すぎ。夢に出てきそう。シュチェパーネク/ブルデチュカの「復讐」もくらーいお話。
ダークな感じのものが多い印象ですが、逆にとてもキュートなものもありました。パレチェク/シュラーメクの「ちびトラちゃん」「カシュパーレックとホンザ 盗まれた王冠」。ちびトラちゃんとカシュパーレック(逆のホンザだったかも?小さい方)はキャラがとても可愛いかった。

  • コウツキー
    • 『メディア』(00年/5分/カラー)
      • 監督・美術・アニメーション:パヴェル・コウツキー
      • 原案:ヤン・クターレック
      • 音楽:ペトル・スコウマウ
    • 『カフェ』(98年/8分/カラー)
      • 監督・美術・脚本・アニメーション:パヴェル・コウツキー
      • 音楽:ペトル・スコウマル
    • 『ネズミ、万歳!』(93年/6分/カラー)
      • 監督・美術・原案・脚本・アニメーション:パヴェル・コウツキー
      • 原案:ヤン・クターレック
      • 音楽:ペトル・スコウマル
    • 『バイオリン・コンサート』(81年/4分/カラー)
      • 監督・美術・アニメーション:パヴェル・コウツキー
      • 編曲:イジー・コラファ
  • シュチェパーネク/ブルデチュカ
    • 『復讐』(68年/14分/カラー)
      • 監督・脚本・原案:イジーブルデチュカ
      • 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
      • 音楽:ヤン・クルサーク
  • チャペック/ホフマン
    • 『犬と妖精の話』(59年/15分/カラー)
      • 監督・脚本:エドゥアルト・ホフマン
      • 美術:ヨゼフ・チャペック(原画)
      • 原作:カレル・チャペック
      • 音楽:イジー・スルンカ
      • 助監督:ヨゼフ・カーブルト
  • スメタナ
    • 『エンド・オブ・ザ・キューブ』(79年/5分/カラー)
  • シュヴァンクマイエロヴァー/ブルデチュカ
  • パレチェク/シュラーメク
    • 『ちびトラちゃん』(76年/12分/カラー)
      • 監督:ボフスラフ・シュラーメク
      • 美術:ヨゼフ・パレチェク
      • 原案:H.ヤヌシェフスカー
      • 脚本:ボフスラフ・シュラーメク、リブシェ・パレチュコヴァー
      • 音楽:ルボッシュ・フィシェル
    • 『カシュパーレックとホンザ 盗まれた王冠』(73年/6分/カラー)
      • 監督:ボフスラフ・シュラーメク
      • 美術:ヨゼフ・パレチェク
      • 原案・脚本:P・タイシンゲル
      • 音楽:J・クルチェク