第58回スーパーボウル

今年は祝日と重なったので気兼ねなくスーパーボウル観戦。
カンザスシティ・チーフス対サンフランシスコ49ers。個人的にQBとしてはマホームズ推しだが、ドラフト最下位指名で第三QBから這い上がってきたブロック・パーディが2シーズン目で頂点を極めたらサクセスストーリーとしては華々しということで心のどこかでそれも期待しつつ見た。試合は接戦で緊迫の展開。締まった試合でとても面白かった。最初買っていたのは49ersだがチーフスは先行されても追い上げ力があり底力を改めて見せつける結果だった。

デニス・ウィドマイヤー監督/ケヴィン・コルシュ監督「ペット・セマタリー」

Amazon Prime Videoで鑑賞。
スティーブン・キングの原作がとても冷たくイヤーな読後感で印象に強く残っている。映画ではこれをどのように表現しているかと期待して観た。
もちろん小説と映画ではそれなりに異なる点はあるにせよ全体としては雰囲気を良くとらえて映像化していてキングの世界観にあっていると思う。やはりとてもイヤーな話だ。
あえて言うと、となりのおっちゃんが猫の件で秘密の沼地を教えちゃうのが安易すぎるように感じてしまうところが少し残念か。少女の深い悲しみを何としても救ってあげたいと思わせるだけの十分なおっちゃんと娘のエピソードがもう少しあると良かったかなあ。映画の時間枠で仕方なく削ったとは思うのだけど。
あと娘役のジェテ・ローレンス(Jete Laurence)がとてもかわいいのとかわいくないところのギャップが好き。
ちなみに、共同墓地という意味の「セメタリー(semetary)」が「セマタリー(sematary)」となっているのは子供たちが作った墓地の看板が"Pet Sematary"と誤ってスペルされていると作中で記述されていることによる。邦題ではセメタリーと書いてあったりセマタリーと書いてあったりちょっとバラついているが、少なくとも深町眞理子はこれを原題に忠実に「セマタリー」と訳している。

雀蜂/貴志祐介

久しぶりに貴志祐介の作品を読んだ。
蜂アレルギーを持つ主人公が閉ざされた山荘で蜂に襲われるように仕組まれた事件。
おどろおどろしい連続殺人事件というような話ではないのだが貴志祐介らしくスリリングな展開でなかなか読まされる。

仙波清彦 Produce 未唯mie Sings 新春 "Pink Lady Night" 2024 @目黒BLUES ALLEY JAPAN

新春恒例のピンクレディナイト。聴きに行くの3回目。何回観ても見飽きないゴージャスで楽しくて多幸感で満たされるステージ。未唯mieの歌とビジュアルの強烈な存在感が重心を取り、手練れのミュージシャン達がそれぞれの個性を発揮し、観客も思い思いな形で声援を送って、一つの大きなエンターテイメント空間として圧倒的なエネルギーとなって押し寄せる。これはもうお祭りわっしょい。今年も楽しかった!


久米大作白井良明バカボン鈴木村田陽一、高橋香織の大御所の中に、今回ははにわオールスターズにも登場してとても素晴らしかったSATOKOが参加。大西英雄とのツインドラムでこれまた最高。
カルガモーズの和楽器隊と多国籍パーカッション隊も最高。アナウンスなかったと思うのだが出演予定のMa*Toが不在だったのだけちょっと心配。どうしたMa*To。
そしてすべてをまとめ上げて指揮しつつ要所を軽妙に締める仙波師匠。
みなさん毎年楽しいステージをありがとう。また来年是非に。



カルガモーズ

  • 福原寬(1/20-2部) (笛)
  • 福原寛瑞(1/20-1部) (笛)
  • 梅屋巴 (大鼓)
  • 堅田新一朗 (小鼓)
  • 安倍真結 (小鼓)
  • 大西英雄 (dr)
  • Ma*To (tabla) (1/20 欠席)
  • 小林武文 (tabla)
  • 村瀬“Chang・woo”弘晶 (bongo)
  • 石川雅康 (djembe)
  • ease;me泉 (per)
  • チェ・ジェチョル (chango)



★エターナルドラマー 村上“ポンタ”秀一


(以下の写真は、本人から撮影許可があった最後の曲のみ)