「ジャニス: リトル・ガール・ブルー」@渋谷シアターイメージフォーラム

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頑張って行ってきた。渋谷駅到着19:02で、突っ走れば19:15の開演に間に合う、と思っていたのに、もろに道を間違えて駅の反対側の坂を駆け上がっていた(泣)。そういえば前もなんかこんなことあったな宮益坂め、と比較的すぐに気づいて必死に引き返したが、結局開演してから10分くらい過ぎてしまった。あー悲しい。でも見てきたよ。


学生の頃に見たのは「ジャニス」。74年に作られたドキュメンタリー映画。ジャニスは1970年10月4日没だから、証言していた関係者もまだまだ記憶に新しい状況だったのだと思う。この作品「ジャニス: リトル・ガール・ブルー」はジャニス没後45年(!)のものであり、過去を振り返り証言する数多くの登場人物、家族やバンドメンバー達の気持ちも、ある程度の整理がされたのではなかろうか。と思ってみていたのだけれど、どうだろう。ジャニスのことを思い浮かべて語る人物の表情は、今でも生々しい苦渋や喜びに満ちていた感じがする。
彼らの追想にかぶるジャニスの歌声と力強い演奏の映像。久しぶりにジャニスの歌にズッポリと引き込まれてしまった。あー、見逃した最初10分から見直したいなあ。
この作品はタイトルに「リトル・ガール・ブルー」が付いている。ジャニスジョップリンに似合うのは「ボール・アンド・チェイン」だ、という人も多いと思うが、今回これを観て、「リトル・ガール・ブルー」の少女が彼女自身の一面を非常によく表している気がした。


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