死神が人間界にてこういうことしてるという着想は面白いと思うのだけど、ちょっと設定に納得いかない感じがちらほらで、いまひとつ没入できなかった。死神主観で書いてあるから粗が目立つように感じてしまうのかも。たまにしか人間界に来ないならもっともっと戸惑うことばかりのはずだし、もっとたくさん来ているなら逆にその辺の人間よりもよっぽど知識あってもよさそうだし。なんかアンバランス。まあその辺をちょっと目を瞑ればそれなりに面白い。かな。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: 文庫
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