練習3時間(TeTeKaTe TaKaTeTe KaTeTeKa)

ガムランはもうすぐ発表会だが仕事の状況的に練習に全く出られず悲しい限りだが断念。
代わりにと言ってはなんだが、おお、そうじゃ、たまには叩いてやらんと、ということでタブラを取り出す。私が現在もつ唯一の教えである「若林忠宏のタブラ入門DVD」を真面目にやってみる。とはいえチューニングそっちのけでまずは叩く練習に入る。以前いちど左手、右手それぞれだけの基本的な叩き方をやってみたが、まともに出ない。とくに右手のタブラのティン(Tin)。倍音の最も高い音を出すのだが、出ない。。。チューニングしたら出るようになるかなぁ。。すんごく良いタブラ買ったら簡単に音出るんじゃなかろうか、良い楽器は何でも鳴りが良いもんなぁ、とか考えている。が、仕方ない。もうちょっと慣れたら何とかなるかも、と気を取り直す。
意外に実は難しいのがテテ(TeTe)だ。まずちゃんとした乾いた鋭い音を出すのが難しい。右手の中指と薬指のペアで叩く、叩いた返す手で右手人差し指でもう一度叩く。これでTe, Teと2回音を出す。
叩く角度が何か良く分からん。良く分からんがフレーズ練習をやってみる。最初はTeTeKaTe。延々叩く。なんとなく叩けたきがするので次行っちゃう。TaKaTeTe。微妙に叩く順番が違うだけだが腕が最初のフレーズを記憶してしまった感じで戸惑う。これもひたすらやっていたら何となく叩けた気がする。んじゃ次KaTeTeKa。これも同様慣れたところでOKとする。これを今度は三つ全部続けるのである。
TeTeKaTe(テテカテ)
TaKaTeTe(タカテテ)
KaTeTeKa(カテテカ)
うーむ、個々でやっていたときとまた違って難しい。でもしばらくやっていてハタと気付いた。なんだ、これ手の動き的には右手はTe2(中指・薬指)とTe1(人差指)をくるくる交互に叩くだけで、合間に左手のKaが入るだけですごく合理的な動きになっている(Te2,Te1,Kaの3連を繰り返してるだけ)。DVDでは若林氏がこれを1秒以内くらい高速に叩いてみせていて、とうていこりゃ人間には無理だろ、と思っていたが、努力すれば人間でもできる気がしてきた。まだ自分でできるとは思えないが。しかしゆっくりながらもひっかからずにこのフレーズを叩けるようになるとこれだけで楽しい。
一遍に同じ動作を頑張っても飽きるので、もう一個先のフレーズに進む。
DhaGeTeTe
このDhaは両手で叩くやつ。
Dha=Na + Ge
ここでまた難題。Naは薬指でタブラの目玉の脇を押さえてミュートしつつ人差し指でヘりを叩かねばならない。そのあと左手のGeが入るだけの間があるが、すぐにTeTeを叩くのは難しい。もっと難しいのはこのフレーズを続けようとすると、TeTeの直後に再度Naを叩くために薬指を戻すことだ。どうしてもうまく叩けない。煮詰まってDVDを見直すと、どうもTeTeの時に薬指をあまり離していないように見える。そういえばタブラを購入したとき叩いて見せてくれたインド人のおっちゃんは、薬指は常にヘリに置いとけ、的なことを言っていた気がする。なるほど、つまりTeTeは場合によってはTe(中指), Te(人差し指)でも良いのかな?この仮定で叩いてみるとなんとか叩けるようだ。
変な癖つけるのは避けたいところだが、習いに行く余裕は今のところない。もう少しやって考えよう。