「尼僧ヨアンナ/ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィッチ作 関口時正訳」(岩波文庫)

中学生くらいのころにテレビで映画を見てタイトルを記憶していた。内容の詳細は憶えていないがとにかく意味が全然分からなかったという印象だけは強く残っている。。。たまたま手に取る機会があって表紙に「フランスの小都市ルーダンで実際に行われた悪魔祓いを題材とした作品」とあり、えーそんな話だったのかぁと驚愕する。改めて読んでみたが映画の記憶は蘇らない。話としては単純だがかなりの部分が実在の文献に則しているという点で興味深く読んだ。映画をもう一度みてみたい気分。ヨアンナと思しき尼僧が哄笑しながらくるくる回っているシーンだけ良く憶えているのだが。

尼僧ヨアンナ (岩波文庫)

尼僧ヨアンナ (岩波文庫)