あらら「石蹴り遊び」はどうなった?と自己ツッコミ。だって読み始めたものの結構大変なんだよう。。。ということで、恩田陸に寄り道。昨夜から読み始めて今日早々に読み終わってしまった。この本は一言で言うといまひとつだったなぁ。最初の方は面白いんです、結構わくわくしながら読みました。でも中盤以降、物語の背景も主人公の心理の動きなども記述が浅くてリアリティを感じられない。なんでこう展開するの!?この人がこういう行動をした理由は一体何なの!?みたいな疑問符があちこちで浮かんでしまい、できの悪いジュブナイル物を読んでいるような居心地の悪さを感じます。文庫1冊の分量にまとめなくちゃ駄目みたいな制限があったのかな。読み終わってもぺらーんとした印象しか残らなかった。残念。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/04/12
- メディア: 文庫
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