外山明+大儀見元@新宿PIT-INN(昼の部)

外山・大儀見Duo。4,5回目くらい。いつになく混んでいてビックリした。しかもスモーカーが多くってPIT-INN内は昼からモウモウ状態。確かに思わず来たくなるので人様のことをとやかく言えないのだけれど、このライブは万人ウケしないよなぁ。なんでこんなに来るんだろうと純粋に不思議に感じてしまった。別に通ぶってるわけじゃないすよ。。。でもこのライブは完全即興で、打楽器しかない中、どんな風に両者が影響しあってどんな瞬間的な絵が描かれるか、それをじっとその過程も含め、聴き手が積極的に脳内参加しないと楽しくならない気がする。受動的な聞き方だとあんまり楽しくないと思うのだよ。コアな方々は単純に聴いてても楽しいのかなぁ。。

いつも通り40分の目覚まし時計区切りで2セット+短めにアンコール。セッティングも大体いつも通りかな?外山氏がバラフォン(?)を正面ではなくて左横においてあったのがちょっと違うか。横にあったら叩けないよなぁと不思議に思っていたらこれは1セット目には一切使わず、2セット目に外山氏が座り位置を移動してバラフォンのみの演奏に注力。個人的には1セット目は音量がでかく盛り上がる瞬間がもっと欲しかった。両者で盛り上がりきっかけを掴みきれなかったような印象を受けちゃった。どうする?いく?まだかなぁ、、あれっ、これから盛り上がろうかと思ったら目覚まし鳴っちゃった、みたいな。
2セット目、外山氏のバラフォンのフレーズ種が以前より増えていて、それに大儀見氏の厚い音が絡んでなかなか楽しかった。特に大儀見氏の土壺のドゥインドゥインいう音が脳ミソを直接こねられている様で出たよ脳内麻薬。
外山氏、軽々と適当に叩いているようでいてきっとあれだけ左右のリズムを非同期化するのは常人にはできんのだろうなあ。いいなああんなふうに叩けたら。


ということで、この後、新中野へゴー。
ノーチラスレコーズのひな祭りイベントライブ。