本日は村治佳織ギターリサイタル@浦和プラザイースト。素晴らしくてこころ震えた。
主旋律が歌い副旋律が絡み伴奏が細やかに演出し低音律が支え、複雑な感情や景色を描き出して聴く人を強く惹き込む音楽の表現力には感心するばかり。
頭に残る余韻で駅まで3キロ歩くのも全く苦でなかった。
今回のリサイタルは「〜いつのまにか ギターと〜」と副題がついており、デビュー30周年目前、残り1回のリサイタルが終わるとついにデビュー30周年目に突入するそう。演目はクラシック曲は半分程度でその他映画音楽やポップスのギター編曲などを多く入れこむことで素人でも聞きやすく考えられていて、クラシックギターを楽しむ人の裾野を広げようと頑張っていると感じるし実際その通りの効果を上げていると思う。29年トップランナーとして走り続けている村治佳織だからこその余裕と自由に羽ばたいている感が古くからのオーディエンスとしてはとても嬉しい。
また是非聴きに行きたい。
- 花は咲く
- 舞踏礼賛
- 青いユニコーンの寓話
- イエスタデイ
- ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア
- 郷愁のショーロ
- 森に夢見る
- ティアーズ・イン・ヘブン
- ザ・ウェイ・ウィー・ワー (映画「追憶」より)
- バガモヨ (村治佳織)
- メモリー (ミュージカル「キャッツ」より)
- ハンガリー幻想曲
- 人生のメリーゴーランド (映画「ハウルの動く城」より)
- (アンコール) カヴァティーナ (映画「ディア・ハンター」より)
- (アンコール) タンゴ・アン・スカイ
(写真は本人許可あり)