フランク・パヴィッチ監督「ホドロフスキーのDUNE」

夏期休暇で明日ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のDUNEを観に行くことにしたので、以前から観てみたかった「ホドロフスキーのDUNU」をamazon prime videoで鑑賞。
ホドロフスキーのDUNEは、お蔵入りになった当時の状況をホドロフスキー本人や周辺の人物が語るドキュメンタリー。
ホドロフスキーの過去作品の話に軽く触れてから本題のDUNEの話へ。スタッフ集めや出演者交渉の話などについてホドロフスキーの行動力やその顛末のエピソードがいちいち面白い。H・R・ギーガーが関わっていたことを初めて知ったし登場してしゃべっている姿も初めてみた。集めようとした出演者として、オーソン・ウエルズ、サルバドール・ダリミック・ジャガーの名前がありこれもまたよくこれだけ集めようと思ったなという感じ。膨大な絵コンテまで作成した状態で制作取りやめになってしまったのは本当に残念だ。原作読んだことないけどね、という主要登場人物が何人もいて可笑しかったのも印象的。
ホドロフスキー監督作品は興味はあったのだが今まで見たことがなく、今回この映画でホドロフスキーのもつ強力な個性を目の当たりにしていつか観ようと強く思った。