USBコンソールケーブルによるCisco機器接続

f:id:heg:20210621203315j:plain
Cisco機器の設定をするためにはConsoleポートとPCをシリアル接続する必要がある。
昔はPC側はRS232CコネクタでCisco用の専用ケーブルで繋いでいたが、最近はRS232CなんてノートPCにはついていない。おまけにPC側にCOMポートも実装されていない。
という事でPC側がUSB、Cisco機器側がRJ45のケーブルを買った。
とりあえずEOLのcatalyst2960Sを買ったのでこれに接続するのが目的。
Amazonで評価がまともそうな商品を選びポチった。届いたのでPC起動して早速物理的に接続。teraterm 起動してCOMポート接続を選択しようとしたら、グレーアウトされていて選べない。おや?このケーブル挿したら選択できるのでは?と思いWin10のデバイス画面を見るとそもそも「ポート(COMとLPT)」という項目がない。
ケーブルを抜き挿しすると不明なデバイス的な項目が出たり消えたりする。
事前に調べた時この辺のデバイスドライバはOSに含まれていると読んだ気がするのだがどうやら違うらしい。
このケーブルはFTDI社のチップが入っていてこのデバイスドライバを入れて、仮想COMポートとしてOSに認識させなければならないようだ。
詳細は以下のページを参考にさせて頂いた。
synapse.kyoto



このFTDI社のサイトからドライバをダウンロードするのが確実だと思うが、私はこのケーブル売っている CableCreation社のダウンロードサイトに行ってみた。製品番号で検索するとヒットするのでアーカイブファイルをダウンロード。ところが解凍に失敗する。アーカイバによっては失敗する事があるとネット記事を見つけたので7zip入れてみたらあっさり解凍できた。中身を見たら、マニュアルとドライバが入っていて、ドライバはFTDIのものがそのまま同梱されただけ。ぽちぽちとインストールできた。
さて、改めてteraterm を起動してみたらシリアル接続のメニューが選べるようになってた!


その状態で2960Sを起動してみたら、ちゃんと起動メッセージがぞろぞろっと出てきました!めでたしめでたし