青鷺は佇む

f:id:heg:20210522134408j:plain
緊急事態宣言のさなか、やむにやまれず外出。用事を済ませて本来バス乗るところを40分ほどかけて歩き、運動不足のストレスをちょっとだけ解消する。昼ごはんにドトール入ってみたら、店内はほぼ9割は埋まっていて、全然外出自粛の雰囲気なし。


政府はこの状況下でも「オリパラやる」の一辺倒で、自分たちの歴史的業績を上げたいだけに見えるし、世間の納得感を得ることに無頓着だから、市井の民も「オリパラだけ特別扱いされるのは変だし自分たちの我慢も実際限界だしもういっか」となっていると感じる。
患者が増えたら人流制限して、ちょっと落ち着いたら解除、の繰り返しで、そのうちワクチン接種行き渡れば問題解決、と思っている気がするが、私は悲観的性格なので未だに人類滅亡シナリオ進行中という感覚をぬぐいきれない。
だって細菌で滅亡する系のフィクションで良くあるパターンだよね。世界中にこれだけ患者がいて毎日新規感染者が何万人も出て。ウイルスは常に突然変異を繰り返しているから、患者が大量にいればいるだけ致死性の高い変異が発生する確率が上がっていく。滅亡なんてナンセンス、そんなことは起きないという前提で考えて、ピンチはチャンスとか気楽なことを言って為政者は既定の業績達成を目指すだけ。
昔は一国が滅ぶのは良くあること。これだけグローバル化が進んで人や文化が地球上に広まっている現代では、こういう地球規模の災厄に対して舵取り間違えたら、人類滅ぶぜよ。
という小説を今あえて書いてみるか。


実際自分自身もほぼ1ヶ月会社行かずに居たら精神鬱鬱として脳みそに苔もそもそ生えてむきーとなっている。
せっかくの機会なので昼ごはん後にもう少し足を伸ばして公園を散策。水辺にデカい青鷺が一羽。風に吹かれてのんびりしている姿に癒される。
生命は続いていくに違いない。信じたい。