大貫妙子 「Symphonic Concert 2020」@昭和女子大学人見記念講堂

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コロナ第2波で感染者数が再び第1波を大きく超えて増えて行く中なんとか予定通り開催された大貫妙子の4年ぶりのシンフォニック・コンサート。
大貫妙子は若かりし頃かなり聴き込んでいて非常に思い入れがあるアーティストだが今まで生で聴いた事がなく、こんな状況下ではあるが無事この場に参加する事ができて本当によかった。私にとってはこれが今年の唯一の生ライブとなった。


コロナ対策はかなりしっかりされていて安心。
入場前にはクラスター発生時の連絡ができるようにチケットの半券裏に名前と連絡先を記入。入場時には両手の消毒と体温測定。建前ではなくきっちりやっていて素晴らしい。それから入場者はキャパの50%で座席は両隣空席で前後も互い違い。おかげで視界を他人に遮られる事なく心からゆったりと寛いで鑑賞する事ができた。なんて贅沢。


贅沢といえばこのシンフォニック・コンサートはフルオーケストラ+バンド構成でもうそれだけで超贅沢。おまけにゲストで坂本龍一も2曲参加。この贅沢な演奏陣の奏でるふくよかな音楽の中で、大貫妙子のハイトーンな歌声がホールの広い空間に滑らかに溶け込んで行く。昔聴き込んだ懐かしい曲に多く再開できて感無量。
コロナで生音を全く聴いていなかったせいもあると思うが、最初の曲でオーケストラがメロディを奏で始めた時にはその美しさにグッときた。ステージ全体から音とともにカラフルな色が降ってきたようにも感じた。
初めて生で聴く大貫妙子の歌はそりゃよく聴いていた時代に比べたらちょい変わってきていたけど稀有な美しさを体感できたし、「ピーターラビットと私」の時のうさ耳ぴょこぴょこパフォーマンスはあまりに可愛らしくてハートを鷲掴みされてしまったよ。本当に素晴らしい夜だったな!

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