堤幸彦演出/ケイゾク

またまたAmazon prime videoのネタ。
しばらく前からSPECのテレビシリーズを見返していて、やっぱり面白いなあと認識を新たにした。気になって堤幸彦作品って他に何があるか調べたところ、このケイゾクが実はSPECと同一の世界観で作られていたという事を知った。
これは観てみないと、ということでprime video 調べたら、テレビシリーズ、スペシャルドラマ、映画と全て観ることができた。
テレビシリーズはなかなか面白かった。前半は迷宮入り事件を主役の柴田純(中谷美紀)があっさり解き明かす謎解き、後半はSPECに通じる異能者との壮絶な戦いが描かれている。
スペシャルドラマはまあまあ。ストーリー的にはテレビシリーズの後日譚で、結局どうなったか分からない幕切れが気になってみざるを得ない仕組みになっている。ちょっとご都合主義な展開もあって微妙な気持ちも否めないがなかなか楽しめた。
問題は映画。これも時系列は続いていて、最後の戦いという位置づけなのだが、正直ちょっと途中まではテンポ悪いのと鼻につくクサい演出の連続で観てられなかった。後半はちょい持ち直したけど全体的にはイマイチだったなあ。
中谷美紀のキャラがなかなか可愛いのと、渡辺篤郎の影のある演技が渋くて良かった。