2020-01-27 黄昏の岸 暁の天/小野不由美 本 約20年ぶりの再読。十二国記の第6巻。 泰国の話の続き。泰王と泰麒の治世が始まったが、盤石だと思われた泰が不穏な事態に巻き込まれていく。第0巻「魔性の子」が現世(蓬莱)側の話であり、これが十二国側の状況という表裏一体の構造をなしている。泰王と泰麒の物語はまだまだ続く。どうなっていくのか非常に気を持たせられる。面白い。黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)作者:小野 不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/03/28メディア: 文庫