黄昏の岸 暁の天/小野不由美

約20年ぶりの再読。十二国記の第6巻。
泰国の話の続き。泰王と泰麒の治世が始まったが、盤石だと思われた泰が不穏な事態に巻き込まれていく。第0巻「魔性の子」が現世(蓬莱)側の話であり、これが十二国側の状況という表裏一体の構造をなしている。泰王と泰麒の物語はまだまだ続く。どうなっていくのか非常に気を持たせられる。面白い。

黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)

黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)

  • 作者:小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/03/28
  • メディア: 文庫