綾辻行人のホラー短編集。なかなかキモチ悪い話が多いが語り口は読みやすく惹き込まれる。印象的だったのは「再生」「特別料理」「バースデー・プレゼント」「眼球綺譚」あたりか。「再生」は最後のオチはちょっと早めにわかってしまったがアイディアが秀逸。「特別料理」はなかなかグロい。「バースデー・プレゼント」は悪夢感が好き。「眼球綺譚」もかなりの悪夢レベル。面白かった。同じような短編集があったら是非読みたい。

- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 文庫
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