キケン/有川浩

有川浩といえばラブコメという印象だがこの本は男臭い大学のサークル(機械制御部、略してキケン)の青春物語。部長が火薬魔で壁吹っ飛ばしたという話は私の友人の高校の化学部での話として聞いたことがあって、あながちフィクションとも思えんなあと思いながら読んだ。恋愛要素はほとんどないが、こころ動かされる話でやっぱり有川浩、うまいなあと思った。

キケン (新潮文庫)

キケン (新潮文庫)