優河「河辺のフォークテールス vol.2」@吉祥寺キチム

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  • 優河(vo, g)、岡田拓郎(g)、谷口雄(key)、千葉広樹(b)、神谷洵平(dr)



最近の私の土日のゆったりタイムには優河のCDを最初から最後まで(「エレガント」、「Tabiji」、「街灯りの夢」、「魔法」の4CD)を聴くことが最高の癒しになっている。ちょっとしたマイブームだ。次のleteのライブがあったら必ず行こうと思ってスケジュールをこまめにチェックしているのだがなかなかやらず間が空いてしまったところ、このワンマンライブがあったので聴きに行くことにした。
キチムにたどり着くと写真のとおり、客席中央に機材がセッティングされていて客席が周りを取り囲む形式。先日の青葉市子のライブの時ににている設置だ。一体どこが正面になるか客席をうろうろしていたら、お店の人にみんな真ん中向いて演奏します、と言われてますます位置どりが分からなくなった。が、なんとかここなら良さそうという場所をゲットした。
今回のライブは今年最後のワンマンだそう。アンプラグドのソロも好きなのだが本日はバンド。アルバム「魔法」を作り上げた、いわば「魔法」バンドによる演奏。ということで曲は主に魔法の中から。音にボリュームがあるせいか、若干ボーカルの細やかな表現が埋もれがちなところもあった感じがしたが、さすが優河、素晴らしい歌を聴かせてくれた。中で気になったのは新曲「うつつ」。初めて聴いたがなかなか良かった感じ。また是非聴いて見たい。圧巻だったのはアンコール一曲目の「ましろのカメリア」。千葉広樹のウッドベースとのデュオは超絶美しかった。曲冒頭のハウリングが惜しかった!アンコール最後はThe water is wide。しっとり歌い上げて引き込まれた。本当に素晴らしい歌い手だと思う。


  • 手紙
  • さざ波よ
  • 遠い街角
  • さよならの声
  • 空想夜歌
  • 愛を
  • うつつ
  • たからもの
  • 夜になる
  • 岸辺にて
  • 魔法

アンコール: