青葉市子/知久寿焼 「いちこちく」@吉祥寺StarPine’sCafe

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結構な雨降りの夜、青葉市子と知久寿焼のデュオライブをみに吉祥寺へ。かなり前の方の席に座れて視界良好。お互いにソロをやって最後にデュオ。二人とも個性が強すぎで調和していないような?調和しているような?調和の妙(笑)
ほんわかリラックスした温かい気持ちになった。


知久寿焼は生で聴くのは初めて。イカ天世代の私にとってはもちろん「たま」で散々TVの映像は見たけれど、こうやって同じ場所にいるというのは感慨深かった。独特で印象的な容貌は変わらず、まあでも当時の記憶からしたらおっさんになったなあという感じ。ステージに立つだけでもう不思議な雰囲気を醸していて、それは青葉市子が身に纏うオーラと共通なものだ。ギターを自在に弾きながら歌う歌はありきたりなものはなくてユニークな世界観。もののけ番外地、らんちう、月が見てたよなどが心に残った。


青葉市子は、たっぷり薄茶の上着にピンクのパンツ。前髪ぱっつんに長髪を三つ編みおさげ。頭には黒のベレー帽に華やかな薄緑のリボン(蝶?)、という姿。ステージに登場して静かに準備をしているところから何か不思議な音楽が流れているかのよう。やはりこの人は物語の中の吟遊詩人と形容するのがぴったりな気がする。曲は皆良かったがやはり「月の丘」が素晴らしかった。
MCでは新譜の「qp」リリース告知、それから食べたご飯の話。納豆、しらす、卵が今ちょうど大腸あたり(笑)という青葉市子らしいほんわかとぼけた話で笑った。
最後のデュオは強烈な個性は若干控えめに、お互い調和を図った感じ?とにかく楽しいステージだった。



▪第一部:知久寿焼ソロ
いわしのこもりうた
おるがん
すいか畑
電車かもしれない
ここはもののけ番外地
セシウムと少女
らんちう
月がみてたよ

▪第二部:青葉市子ソロ
てりふりあめ
心の世界
いきのこりぼくら
誰かの世界
太陽さん
みなしごの雨
ひまわりの家の輪舞曲
月の丘

▪第三部:デュオ
326
さっぴー
教室
聞こえない歌
交信
卯月の朧歌
いちょうの樹の下で
即興(元曲:ひかりのふるさと)
ちょっと今マホロボシヤだけの歌
くろがねもち


セットリスト引用:twitter さあや(@sb_curry)さん





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