ニコニコ超会議2018 @幕張メッセ

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前々から一度行って見たかったニコニコ超会議に行ってきた。今時の若者文化の混沌としたエネルギーを強く感じた一日。


見に行った中で目玉はやはり超歌舞伎「積思花顔競(つもるおもいはなのかおみせ)」。

歌舞伎の舞台上で、NTTのイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」で投影された初音ミク中村獅童と共演。舞台上の実物大の初音ミクと、舞台上面の大スクリーンのCG画像を活用した迫力のある不思議な世界。観客席では沢山の人が舞台に合わせてサイリウムを振っていてまるでアイドルのライブ会場のような一体感。歌舞伎は江戸時代からのエンターテインメントだというが、これが現代の技術と融合した新たな形なのかと思わせられてしまう。面白いものを見たという気持ち。ただ、一般席で舞台から遠かったので初音ミクのリアルさは体感できなかったのが残念。そのうち初音ミクのライブ「マジカルミライ」行って見たいな。


NTTはニコニコ超会議の「超特別協賛」で、結構大きなブースを構えていたので行って見た。色々な企画があったが体験して見たのは

  • 【温故知新1】超研修!モールス!!特訓教室
  • 超裸眼立体映像・立体音像定位】そこにいるのにつまめない! めくるめく360°スクリーン
  • 5Gデモバスで映像に包まれてShall we Dance!?

の3つ。
360°スクリーンは確かにちょっと立体的に見えるのだけど画素が荒すぎてリアルさはまだまだ不足している感じ。技術的になかなか難しいんだろうなあという印象を受けた。
5Gデモバスは、4Kプロジェクタと5.1ch音響設備が設置された高臨場感を体験できる。5Gデモということで、すぐ近くのブースでやっていた「超踊ってみた」ステージを5Gの大容量通信を用いて生中継。映像は確かに綺麗で生々しい感じを実現していて素晴らしかった。
モールス体験は本物の電鍵が接続されたパソコンで、画面に表示される和文モールス信号を1分間でどれだけ送信できるかというチャレンジ。私は全然無線の趣味はないのだが、学生の頃にモールス信号を和文・欧文ちゃんと全部覚えて受信・送信の練習をしたことがあるので、ちょっと自信ありの状態でチャレンジ。ところが結果は「Aランク」。直前にやっていた人が「Sランク」だったので超悔しい。恥ずかしいのでしばらく他を見回って時間を空けてから再度挑戦したら今度は「Sランク」獲得。ちょっと嬉しい。


その他「超踊ってみた」「超演奏してみた」「超将棋」や「超コスプレエリア」など見てまわった。今回結構話題となっていたらしいバーチャルYouTu"BAR"は混雑しているし、何か相談する、って何相談すれば良いんじゃ、と思いつかなかったので体験せず。昔からこういうとき引っ込み思案な性格なのが残念(笑)
一言で印象をいうと、巨大な文化祭って感じ。


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