「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」@新宿バルト9

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会社のイベントに向かう途中それが中止になったことがわかり、急きょ新宿へ。新宿には朝8時半ごろには着いてしまったのでまずバルト9へ行ってチケット購入。11時の回が一番早いということでだいぶ時間に余裕あり。仕方ないので新宿御苑へいってぼーっと園内を歩く。幸い陽が温かく穏やかな日だったので良い気分転換になった。
んで11時、バルト9へもどって映画鑑賞。スティーヴン・キングの代表作にして超大作が原作ということで、時間制約のある映画でどこまで再現されているのか、あまり過度な期待はしないようにして観た。が、ちょうどよい感触で期待に応えてくれた感じ。原作の雰囲気を良く出している。特に主役の子供たちのイメージがぴったり。おしゃべりリッチィとふとっちょベン、それから紅一点のべヴが素晴らしい。ホラー的な側面が全面に宣伝されているが、やっぱりこの話は少年少女時代の郷愁を感じさせる青春ものダークファンタジー
原作では大人になった彼らが故郷からの1本の電話で失っていた記憶を徐々に取り戻していくという非常にスリリングな展開なのだが、この映画は少年時代のみにフォーカスしてコンパクトにまとめている。大人時代を続編としてつくる計画があるようだが楽しみであると同時に、この辺のスリルをどう再現できるのかがちょっと心配。続編できたら見に行きたい。