青葉市子 「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」上映イベント @ザムザ阿佐ヶ谷

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映画「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」の上映イベント。
映画は、様々な神社の鳥居の映像が流れて始まり、それを緩く結わえるシンプルなストーリを最小限のナレーションで構成し、日本人が当たり前のように見ている景色を、改めて他の文化の人間の視点で見返しているというような気分にさせられる、何やら見た後に清々しくなる印象の映像記録といった感じのものだった。
その後、イベントとして監督やプロデューサの方々のトーク、そして映画の音楽を担当した馬喰町バンドと青葉市子のライブ。
まずは、馬喰町バンド+三井蘭山(尺八)。初めて聴くがなかなか独特な世界で面白く聞けた。
その後、お目当ての青葉市子。
青葉市子の生歌を初めて聴いたわけだが、ステージに出てきてギターを構えて歌い出すためにすっと姿勢を正した瞬間に世界が、場の空気が、完全に非日常へ変化した。聴いている間身動き出来んかったよ。演奏したのは確か4曲。「マホロボシヤ」「おめでとうの唄」「鬼ヶ島」そして最後に映画のエンディング曲を馬喰町バンドと一緒に演奏。曲数少なくて物足りなかったけど、青葉市子、良い歌い手をまた見つけてしまった。素晴らし。



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