「ヒュペルボレオス極北神怪譚/クラーク・アシュトン・スミス」

こっちはゾティークとはちがって古代の設定。とはいえ同じような味わいか。ラヴクラフトクトゥルー神話でもよく出てくる「エイボンの書」、この作品ではまさに魔術師エイボンその人が出てくる。あとはツァトグァ神も登場したり。うーん、この辺はラヴクラフトとスミス、どっちがオリジナルなんだろ??互いに影響しあって、ということなんだろか?ゾティークではラヴクラフト作品との関連はあまり感じなかったように思うが、この作品群ではクトゥルー神話体系のひとつといっても良いくらいの印象。こっちもおどろおどろーで好き!

ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)

ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)