イーヨ with 清水一登@渋谷dress

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イーヨのdressで2回目のライブは清水一登とのDuo。青い部屋での初顔合わせ以後、清水一登がイーヨの演奏に加わるのはこれでまだ数回目だと思うがDuoは初めて。清水一登といえば私にとってはやっぱりキリングタイム、アレポスであり、超難しいフレーズをそうとは思わせない流麗さでかつ楽しげに聴かせる一種魔術師的な音楽者。違う角度から追ってきた人がこんなところで交わるとは夢にも思っていなかった(イーヨの周辺はこういう驚きに満ち溢れている)。ということでDuoでは一体どんなことになっちゃうんだろか、と非常に楽しみにしていた。おまけにdressは前回来たときに居心地が良い上、酒、料理が美味しかったので、折角の土曜日だし終演後にゆっくり飲むか、という皮算用も相俟って、もう小学生の遠足前みたいな心持ち?(笑)


そんなこんなで、ライブ当日。天気はいまいち。お客さんは前回よりちょっと少なめか?聴く立場からするとゆったりでありがたかったが、勿体無い。。。
時間通りに開始。おなじみの曲を清水一登のピアノで淡々と歌い進めた。こないだのバンド構成のときとはまた違ったアレンジだったのかな?Duoということでかあまり冒険はしない生真面目で硬い演奏な感じ。まだこなれてないだけかも。。珍しいところでは、しばらくやっていなかったブランを清水一登のピアノ独奏でやり、別のタイミングで今度は歌で。しばらくやっていなかった理由としてイーヨ曰く、ブランは休符が無くて、息が続かず歌うといつも苦しいので、苦しいくらいならやめてしまえ、とか(笑)。
第一部で8曲(?)、第2部も同じくらい。第2部の最後はお決まりのクロードラパン。アンコールで前述の歌入りブラン、最後の最後に「少年」。セットリストが知りたい人は聞きに来てね、というサービス精神旺盛なイーヨの発言に数人が最後聞きに突撃していたが、私は何となく行きそびれてしまったので相変わらず詳細が分からないまま。そういえば曲名聞き取れなくて知りたいやつあったのに。人数が少ないライブならではの滅多にない機会を逃してしまった。残念
dress側でデジカム回していたので期待していたのだが、期待通り3曲ほど(ディオ、ホーンドゴート、アデル)動画がアップされた。私の環境だとなんか縦横比が変?だが、ありがたやありがたや。(dress様、直リンク問題あったらお知らせください)







落ち着いてたっぷりと歌を楽しむことができて良い夜だった。終演後にもう一杯頼んで一品くらい食べつつ余韻に浸りたいのは山々だったのだが、ここんところの多忙で体調ボロボロだったのでぐっとこらえてあきらめ。この日も出勤してたくらいだし。くくく、翌日のIn the Dark特別編もイーヨ追っかけ(あ、自分で言ってる)としては逃せない企画だが無理、つうことで涙を飲む。次回久々のレテがあるのでそれまでにいろいろ片付くと良いな。去り際にイーヨにぐーすとぅぐーすをリクエスト。これ、抹殺リストに入っているそうな。そんな、これ楽しくて良い曲だよ!