原みどりニューカルテット@吉祥寺Manda-La2「東京娘時代 1」

f:id:heg:20081023192435j:plain

  • 原みどり(vo)、ホッピー神山(pf)、今堀恒雄(g)、松本治(tb)
  • 中島さちこ(pf,key)、吉田隆一(bs)、福島紀明(ds)、清水良憲(b)、斉藤"社長"良一(g)
  • mue(vo,g)、神谷洵平(ds)



久しぶりの原みどり。「恋☆さざなみ慕情」のレコ発ライブに行けなかったので、2005年12月のチャンチキズ以来ほぼ3年ぶり。スパンク、/*come時代の曲と、本日サポートのホッピー神山、松本治の曲を演奏。
髪を頭てっぺんにきっちりまとめすっきりとした白のワンピ姿で登場。

  • 天上の方の人々
  • くよくよする日
  • 山中節
  • アカシア・ガール(ホッピー神山の曲)
  • 黄昏のボードヴィル(松本治の曲、作詞は原)
  • さよなら90年代



チャンチキズの時にはほぼアカペラで歌っていた山中節、今回は強力な演奏陣のアレンジでちょっと民謡には聞こえない。原みどりの歌唱力と演奏が相俟って圧倒された1曲だった。
アカシア・ガールは(書いて良いのか?)ホッピー神山が数年前、誰でも知ってる某女性歌手○○○美に書いたがコンペで落とされた曲、だそうだが、切なく記憶に残るバラードで名曲と言って良い。そのうちちゃんと録音してリリースして頂きたい。


MCでは、父親を看取った話、お遍路に行った話(その時の写真アルバムを客席に回覧)、母親とここ1年くらい詩吟を唸っている話、ホッピー神山に傘を届けに呼び出された話、某サポートメンバーの交換日記暴露など。
メンバー紹介で、今堀のことを「娘時代に大変お世話になった」「あの頃は偉大過ぎてこの人の顔をまともに見られなかった」とか言いながら、またもや(敢えて)、「ポリンキー」呼ばわりをして腹がよじれた。(スパンクの時には菊地にどつかれてた。あのシーンは何故か忘れられない:-)


久しぶりのライブの割に曲数が少なかったのがやや残念。でもどっぷりと原みどりの世界に浸れたという感もある。次回のトリオに期待。


対バンのmueはクラシックギターとドラムのシンプル構成で良質なポップソングを数曲。なかなか良くてもう一度聴いてみたいと思わせられた。近々音源リリースとのこと。


中島さちこのクインテットは即興性が高く音量もでっかいノイジーなジャズセッションだった。私の居場所のせいだけではないと思うのだがギターの音量が大きすぎて違和感。斉藤社長はギターの弦を3回くらい切って張り替えてた。。。